喋れない少女

人気な先生 ページ4

言い忘れていましたが
この学校、生徒以外にも人気な人がいます。

先生です。

それは私達の担任の先生、五条先生です。

お金持ちの家系で、ものすごく有名。
運動神経抜群、頭脳明晰、性格も優しい。
そして何より
超がつくほどの美人。

青色の瞳に日焼けを知らない白色の肌。
同じく真っ白な髪の毛。
普段はサングラスをしています。

まあ、ここまでならものすごくいい先生だという印象です。
しかし誰にでも短所はあるもの。

あの先生、ものすごく自画自賛です。

野薔薇さんも自画自賛なところがありますが
それを遥かに超えるほど。

そして、ものすごくのんきです。

学校に叱れないレベルに遅刻するし
なぜか毎回お土産あるし
掴みどころのない先生です。
生徒思いと本人は言っています。

有名な先生といえば、もうひとり七海先生がいますね。

七海先生は基本的に変なメガネ(？)をつけています。
金髪で結構しっかりしている先生です。

五条先生に絡まれている時は少し疲れが見えがちです。

厳しい先生で、数学と英語を担当しています。

だれもメガネ(？)を取った姿を見たことがないとか…

五条)「おはようサマンサー！」
真希)「朝からうるさい」
棘)「つな(うるさい)」
野薔薇)「先生、そのクソダサい挨拶いい加減やめて」
私)『同意見です』
五条)「がーん！？」
悠二)「おっ、五条先生！おはよ！」
五条)「僕のみかたは悠二だけだ〜！」
悠二)「おわっ！？くっつくなよ！」

あそこ二人はいつも仲がいいです。

五条)「あれ、今日恵は？」
私)「風引いて休みです」
五条)「へー？もしかして風香不足…」
真希)「おい五条！」
五条)「あはは！」
野薔薇)「笑い事じゃない！」
私)「？」

なぜか今日は皆さん慌てていますね。
それも伏黒くんの話題になったときに…
なぜでしょう？

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