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Side-Daisuke
蓮「A、今日はどっちに帰るの？」
『…自分のとこに帰るよ、うん』
何だろう、昨日と二人の雰囲気が違う気がするのは気のせい？
あれ？昨日、目黒はAって呼んでたっけ？
昼間は何て呼んでた？
…って疑問が浮かぶも、そりゃあ距離も近付くよな。
目黒ってAが好きなんだもん、って理由で納得する。
Aは目黒に好かれてる事知ってるのかな？
Aは目黒のことどう思ってるのかな？
……気にはなっても聞く勇気はない。
佐「送ってく…ってか帰り道一緒だしな」
母「大介くんが居るから安心よねぇ」
Aの母ちゃんは昔からよくそう言う。
突然言い出した旅行の件だってそうだ。
詳しく話を聞けば２人が家を開けるから、その間はAに実家に帰って来て欲しい。
そこで、目黒と知り合いならば俺が居ると安心…という謎の発想。
“大介くんが居れば安心 ”
“大介くんが居るから大丈夫 ”
……そう言って信頼してくれる。
実際一緒に居る事で助けられてるのは俺の方なのに。
料理を振る舞ってくれたり、嫁たちだらけの部屋を綺麗に掃除してくれる事もある。
昔から俺のことを理解してくれてるし、何かあれば励ましてくれる。Aが居るから頑張れる。
──────
母「じゃあね！大介くんもまたね」
父「気を付けて」
蓮「A、また。佐久間くんは明日」
『うん、またね。旅行の件、後でちゃんと連絡ちょうだい』
分かれ道。
挨拶を交わし会釈してAと２人で帰路に着く。
佐「いやぁ、ビックリだよな。Aに会っただけでもビックリなのに」
『ごめんね。いっつも大ちゃんに迷惑かけて』
佐「なんも迷惑じゃないって」
『でも…お母さんすぐ大ちゃんに頼るし…。まぁ実際、今日みたいに助けてくれるのは大ちゃんなんだけどね』
…昨日の夜もありがとう、と小声で付け足して少し早歩きで先を行くA。
慌てて手首を掴んで隣を歩かせる。
佐「一人で歩くなよ、またさっきみたいに変な奴に絡まれたくないだろ？」
『もう大丈夫だってば』
佐「Aが大丈夫でも俺が大丈夫じゃないの。俺が安心するから、ちゃんと隣に居て」
そう言うと何か言いたげな表情で俺を見るけど、黙って頷いた。
たぶん昨夜に珍しく俺を頼ってしまった事への照れ隠しで早歩きで逃げたんだろう。
…俺としてはもっと頼って、甘えて欲しいくらいなんだけどね。
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ゆゆ(プロフ) - 純さん» ありがとうございます！本当はもっとあっさり終わる予定だったのに、書いているうちにキャラが勝手に…(実際は文章力の問題)。もう少しお付き合い頂けたら嬉しいです！ (2019年10月22日 19時) (
レス) id: ac690e68a8 (このIDを非表示/違反報告)
純(プロフ) - 更新楽しみしてます！！オチどっちなのかめっちゃ気になります！わたし的にさっくんが、、、、これからも楽しみにしてます！ (2019年10月21日 20時) (レス) id: d3ea9b51f2 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - 鈴蘭さん» ありがとうございます！マイペースながら更新していきたいなと思っています。ピュア感が出せるか分かりませんが、上手いこと流れに組み込めたら良いなと思います。 (2019年10月13日 14時) (レス) id: ac690e68a8 (このIDを非表示/違反報告)
鈴蘭(プロフ) - とても面白くて続きが楽しみです！ちょっとピュアな流れが見たいです。無理せずマイペースに更新お願いします!! (2019年10月12日 15時) (レス) id: fb3e710945 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - めめさん» ありがとうございます！はたして私が甘いのを書けるのか疑わしいところですが話の流れでご希望に添える事が出来そうであれば挑戦してみます← (2019年10月11日 20時) (レス) id: ac690e68a8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆゆ | 作成日時：2019年9月8日 11時
