主からの贈り物 ページ48
黒田side
朝起きて、布団を片付けていると、何か紐を咥えたこんのすけがやって来た。
こん「おはようございます。皆さん。主様から黒田国広に荷物が届いています」
黒田「私に？何だろう」
こん「衝立です。着替えが不便だろうからと、昨日注文していらっしゃいました」
黒田「後でお礼を言っておかないとだね」
こん「どうぞお使いください」
こんのすけが咥えてきた紐に荷台がくくりつけられていて、その荷台に衝立乗っていた。
国広「お前まだそれ使ってたんだな」
こん「これを使うことで、ボクも皆さんのお手伝いができますからね！」
堀川「まぁ、あの頃は人数も少なくて大変だったしね」
どうやらこの荷台は本丸初期の頃から使っているようだ。
国広「俺にしては中々いい発想だったと思うぞ」
堀川「『手伝いたいならこうすればいい』って言って、すぐ作り上げちゃったもんね」
こん「あのときの山姥切国広は目が少しおかしかったですけどね・・・」
国広「知らん」
ていうか、結構大きくて重いよ。この衝立。
え、これを荷台に乗せて咥えて持ってきたの？
恐るべし、こんのすけ・・・。
こんのすけが持ってきてくれた衝立を使うことで、着替えも楽になった。
主「あ、おはよー。くーちゃん。荷物届いた？」
黒田「うん、届いたよ。ありがとう」
主「どういたしまして」
博多「おはよう！黒田！今日一緒に朝ごはん食べん？」
黒田「いいよ」
博多に案内された席に行くと、日本号がいた。
流石に朝イチからは飲んでないみたい。
主「はい！みんなおはよー。今日の内番は後で各自で見といてね。えー、今日のお迎え当番は、御前でーす。清光、安定。引率よろしく」
清光「りょーかい。前回みたいにはならないよう、安定と対策とってるから大丈夫！」
博多「相変わらず、則宗しゃんは信用なかね」
黒田「何したと？」
博多「迷子」
日本号「現世であの見た目の迷子は致命的だぜ。覚えとけよ」
黒田「まぁ、主から離れたくないけん迷子にはならんと思うよ」
主「くーちゃん大好き！それじゃ、いただきまーす」
日光「よし、来たな。・・・お前の兄妹は過保護だな」
黒田「まぁね」
ここに来る前、兄妹から色々もらってきた。
堀川『兄妹！帽子かぶっていってね。はい手拭い。あと、水分補給もこまめにね。これ、日光さんにも渡してね』
黒田「って、言われたからあげる」
日光「あぁ」
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兼さんの耳飾り - 朝桐さん» これからも頑張っていきたいと思います！応援、ありがとうございます！ (12月3日 10時) (
レス) @page47 id: 36ec43f1b9 (このIDを非表示/違反報告)
朝桐(プロフ) - 最新話、エモすぎです！！陰ながら応援しています。Fight！です！ (12月2日 7時) (レス) @page46 id: db8064d0f2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：兼さんの耳飾り | 作者ホームページ：http://yuzunoki
作成日時：2023年8月21日 21時
