いざ現世へ ページ21
黒田side
主「ちょっとー、可愛すぎるんだけど！」
主も制服に着替え、現世へ行く準備ができた。
髪は、ハーフアップ？とやらにされた。
黒田「そう？」
主「まんば！今日のくーちゃん、めちゃくちゃ可愛いからナンパされないようにしてよー！」
国広「何を言っているんだ主。黒田が可愛いのはいつものことだろう」
黒田「ん？兄妹、何か疲れてない？」
国広「燭台切と太鼓鐘に『たまにはお洒落をしろ』と言われされるがままだったからな」
黒田「それで疲れるわけないでしょ」
主「暴れたの？」
国広「暴れてはいない。ただ抵抗しただけだ」
黒田「兄妹・・・。今日私が学んだことを教えるね。もう服とかに関しては有識者にされるがままの方が良いんだよ」
国広「何かを悟り開いたんだな・・・」
あの疎外感・・・。
もう話がわからなかったよ。
国広「俺はいつものパーカーで良いと言ったんだがな」
主「はぁ？極前は許してたけど、もう見られるのとか気にしないなら新しい服買うからね。あの無地のパーカーじゃなくてもうちょっとオシャレなやつ」
国広「はぁ・・・。好きにしろ」
主「くーちゃんの分も買うけんね」
黒田「えっ」
主「だって無いと不便でしょ。それに、自分の体に合った服を着ないと。現に私のスカートのウエスト余ってるし」
国広「主がふとむぐっ！！」
慌てて兄妹の口を塞ぐ。
黒田「そうやね主」
国広「ぶはっ。いきなりなんだ」
黒田「余計なこと言わないの！」
主「あははは。まんば、くーちゃんが庇ってくれて良かったねぇ」
怖い怖い目が笑ってない。
主「全く。迎えに来るときは、乱ちゃんと清光と京ちゃんとみっちゃんと貞ちゃん連れてきて。服買うよ」
国広「なんでよりにもよってそいつらなんだ。和泉守でも良いだろ」
主「兼さんはまんばには的確なアドバイス出来るかもだけど、くーちゃん相手にはわかんないじゃん。こういうときは、伊達男たちの力を借りようよ」
国広「・・・・・・もう好きにしろ」
兄妹・・・。
お互い頑張ろうね。
黒田「主。そろそろ行った方が良いんやない？」
主「本当だ！行ってきまーす」
あちこちから「行ってらっしゃい」と返事が聞こえる。
私たちは本丸を出て、現世へ向かった。
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兼さんの耳飾り - 朝桐さん» これからも頑張っていきたいと思います！応援、ありがとうございます！ (12月3日 10時) (
レス) @page47 id: 36ec43f1b9 (このIDを非表示/違反報告)
朝桐(プロフ) - 最新話、エモすぎです！！陰ながら応援しています。Fight！です！ (12月2日 7時) (レス) @page46 id: db8064d0f2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：兼さんの耳飾り | 作者ホームページ：http://yuzunoki
作成日時：2023年8月21日 21時
