あのね、あのね、(Yuya,Tegoshi)

〃 ページ25

〜増田side〜

ドアを開けると、そこには、

祐「まっすー、おれ、どうしよう、」

涙で溢れかえっている手越と、
ぐったりしているAがいた。
まさか、さっきの、大きい音って、、、

祐「ま、まっすー、ｸﾞｽﾞAがぁ、ｸﾞｽﾞ」

ま「と、とにかく、手越も、Aも、
病院行こう、ね？」

祐「……うん、」

てか、小山とシゲどこいったんだよ、

ﾋﾟﾛﾘﾝ

小山からだ、

慶【先、車出しておくね】

ありがたいけど、あと一人欲しい。

ま【しげか小山、どっちでもいいから助けて】

シ【了解】

それから1分後、

シ「ごめん、遅くなった、」

ま「ありがとう。シゲさ、Aのことお願い出来る？なんか怪我しちゃったみたいだからさ、なるべく動かさないように、」

シ「分かった。」

シゲは手越の腕の中からAを抱き上げて、
車へと歩いていった。

祐「ねぇ、まっすー、どうしよう、(涙)」

目に涙をうかべる手越を、久しぶりに見て、
かける言葉を失った。

ま「とにかく、病院行くよ。」

乗って、とつけ加えて手越をおんぶした。

おんぶしている時も、ずっと泣いてて、
いつもは大きい手越が、小さく見えた。

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