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じぃーっとコスメを見つめる歌姫ちゃん。それに飽きたのか、パンダが野次を飛ばす。
「歌姫〜こんなチマチマ何個も買わずに、高くていい奴1個買った方が良くないか?」
「高菜」
「30代のスキンケアなめんなよ。
例えばこの美容オイル!20歳のときは「オイル?なんかベタつくしいらなくない?(笑)」って思ってたけど、30過ぎると肌に馴染むんだコレが…!」
美容オイル(5,800円)を手に持って力説する歌姫ちゃんだが、ごめん全然分からん。だって私まだ高1だもんな。
「加齢と含水率は反比例すんのよ…。覚えておきなさい…」
「ミイラも同じ?」
「殺すぞ」
『五条先生も肌パッサパサなのかな…。お土産にしてやろ』
「A、それならこのデスソースも混ぜときなさい」
『歌姫ちゃん五条先生のこと嫌ってんね』
勿論ありがたく頂いた。先生にまたドッキリしてやろっと。そんでそん時の反応を歌姫ちゃんに送りつけよう。
「あとこれは言うまいと…」とまだ続いた歌姫ちゃんの話。オッサンの不健康自慢みたいっつった瞬間ゲンコツが飛んできた。真希ちゃんも言ってたのに。暴力反対。
「年齢は、デコルテに出る…!」
「…真希さんAちゃん、デコルテって何?」
「なんだ、そんなことも知らねぇのか」
『ほらアレっしょ?ラピュタに出てくる…』
「それはゴリアテだろーが!!1文字しか合ってねーぞ!」
歌姫ちゃんが苛ついてる。大変だなぁ…(原因の1人)
「そんなことより、鱧の湯引きの話をしよう」
「ここコスメショップだよな?」
『鱧は今が旬なんだよ』
「知るかそんなもん」
最近料理に凝ってることをかいつまんで伝える。やはりさっきのかくかくしかじかじゃ伝わってなかったか。
そしてそれを聞いた歌姫ちゃんは、ちょっと驚いた顔をして硝子さんに電話をかけだした。そして終了ボタンを押すと一言。
「今夜はクエよ!」
「知らねぇよ」
「大丈ー夫!調理と洗い物だけしてくれればいいから!」
『全部じゃん』
「酒買って帰るから!どうせ安時給でしょ。なんか食いたいもんあったら奢るわよ!」と颯爽と出て行った歌姫ちゃん。
ちなみに店長に聞いたところ、私達の時給は600円らしい。東京の最低賃金が958円。………ブラックな世の中だなぁ(白目)
続編
-2-え……私の幼馴染が呪ってたんですか…?【乙骨憂太】
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おもち食べたい(プロフ) - 奏天さん» 夏油さんの腕の中ですね。表現が分かりづらくてすみません…! (2022年1月22日 23時) (レス) id: 20bccc651c (このIDを非表示/違反報告)
奏天(プロフ) - おろせってどこにいるんですか (2022年1月22日 10時) (レス) @page45 id: 115331bfc2 (このIDを非表示/違反報告)
おもち食べたい(プロフ) - 天霧さん» ありがとうございます!少ーしずつですけど最強への道に一歩ずつ近づいてる…?かもしれないですね(笑) (2022年1月21日 22時) (レス) id: 20bccc651c (このIDを非表示/違反報告)
天霧(プロフ) - 新しい更新読ませてもらいましまた。少しずつですが夢主ちゃんが強くなつてっますね。夢主ちゃんが真希さんの怪我治せて良かったです。夢主ちゃん最強になれるね。次の更新待ってます頑張ってください応援してます! (2022年1月21日 11時) (レス) @page45 id: 29b58b93c0 (このIDを非表示/違反報告)
おもち食べたい(プロフ) - Mqlさん» ありがとうございます!思いつきでできた話なのに、そう言って頂けてとても嬉しいです! (2022年1月20日 22時) (レス) id: 20bccc651c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:おもち食べたい | 作成日時:2022年1月3日 18時