いろんな人に愛されて

第９話 過去の約束と今 ページ9

ユーリサイド

俺がまだノービス時代の時

リンクで練習をしていたら、どこからかは忘れたけど急に自信がわいてきた。

四回転が跳べる気がするそんな自信を胸に俺は四回転をとんだ。

リンクサイドでさんざんヤコフにキレられたけど、その時ヴィクトルは言ったんだ。

ヴィク[君なら四回転なしでジュニア王者になれる。優勝したら俺のところにおいで!]

と。

いったいその約束はどこにいったんだよ💢

ぜってー連れ戻してやる

待ってろよヴィクトル

…ヴィクトルを連れ戻すのが最大の目的なんだけど、俺が日本に来たのはもう１つのわけがあって…(￣ー+￣)

そうもう１つのわけはこいつ。

こいつは俺のことをまったく意識してねぇし俺の好意にもまったくきずいてない。

だから、この日本で俺の存在を意識してもらうわけだ。

ニヤニヤテレテレ

って俺は何考えてんだ！
ただの変態じゃねぇか！

落ち着け俺。
こいつにはGPFで金メダルを取って告白するんだ！

はめをはずすなユーリプリセツキー！！！

[ユーリ！ユーリ？]

ユーリ[あ？なんだよ]

[ここどこ？]

ユーリ[は？ってここはどこだよ！]

[だから聞いたんじゃん！
本当に道わかってるの？]

俺たちは今橋の上にいる

ユーリ[ヴィクトぉぉぉ
ル！！！]

[ちょっと叫ばないでよ！]

釣り人[おや？ヴィクトルのファンかね？ヴィクトルならあそこにいるよ！]

そう言ってジジイが指差したのはスケート場

[あ、ありがとうございました！]

ぜってー連れ戻してやるからな待ってろよヴィクトル！

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