135話 ページ40
「お前を柱とは認めないぞ!むん!!」
「むんじゃねーよ!!お前が認めないから何なんだよ!?兄妹揃って生意気な下っぱが!!脳味噌爆発してんのか!?」
そこまで怒らなくてもいいのに
「俺は任務で女の隊員がいるからコイツら連れていくんだよ!!継子じゃねぇ奴は胡蝶の許可とる必要もない!!」
「なほちゃんは隊員じゃないです!!隊服来てないでしょ!!」
「じゃあいらね」
そう言って宇髄はポイっとなほちゃんを落としたので慌ててなほちゃんを受け止める
「何てことするんだ人でなし!!(激怒」
「わーん!落とされましたぁ!!」
『よしよし…怖かったね』
「とりあえずコイツは任務に連れて行く。役に立ちそうもねぇがこんなのでも一応隊員だしな」
「っ!」
「人には人の事情があるんだから無神経に色々つつき回さないでいただきたい!!」
『アオイちゃんを返して』
「ぬるい、ぬるいねぇ…このようなザマで地味にぐだぐだしているから鬼殺隊は弱くなってゆくんだろうな」
「それなら…」
炭治郎がチラッと見てきたのでわかってるよと頷く
「それならアオイさんの代わりに俺達が行く!!」
それと同時に宇髄を挟むように塀の上に現れた任務帰りの善逸と伊之助
「今帰った所だが俺は力が有り余ってる!行ってやってもいいぜ!」
「アアアアアオイちゃんを放してもらおうか。たとえアンタが筋肉の化け物でも俺は一歩もひひひ引かないぜ(ガクガクガク」
「……(スゥ」
ビリッ
「「『!!』」」
宇髄が放った強い殺気に私達は一瞬固まるがすぐに持ち直し構える
「……あっそォじゃあ一緒に来ていただこうかね」
殺気が消えあっさりと引き下がった宇髄に首を傾げながらも「ただし絶対俺に逆らうなよお前ら」と言う彼の後に着いていった
「で?どこ行くんだオッさん」
「日本一色と欲に塗れたド派手な場所」
「「『??』」」
「…」
「鬼の棲む遊郭だよ」
遊郭…?
聞いたことのない場所に首を傾げる私と炭治郎と伊之助
だけど善逸だけは顔を赤面にしてテンパっていた
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mia - 最高です!!こういう夢主大好きです!投稿頑張ってください!! (2019年10月5日 20時) (レス) id: 79cfb5229b (このIDを非表示/違反報告)
人形師(プロフ) - 凄く面白いです!続きが気になります。応援してます!! (2019年9月25日 11時) (レス) id: 05191dc1a4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆき姫2 | 作成日時:2019年9月24日 16時