年上。【S】 ページ3
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俺には二つ年上の彼女が居る。
出会ってからは数年になるけど、付き合ったのは半年前。
仕事柄、頻繁には会えないから俺的には少し寂しい。
でも彼女は少しも嫌な顔せず、『怪我しないようにね。』と優しく送り出してくれる。
寂しい、等の弱音も聞いた事がない。
今日一ヶ月振りにAさんに会える。
嬉しくて、楽しみで肌の手入れも昨日の夜は念入りにしちゃった。
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予約していた個室のお店に入ると、彼女はもう中で待っていた。
「待たせてごめん！」
約束した時間にはまだ余裕があるのに、先に居た彼女に驚いた俺は少し焦って、
個室に入った途端、Aさんの前に行き顔の前で手の平を合わせて謝罪の言葉を言った。
『私も今来た所だよ！謝らないで。』
俺が入って来たな謝るもんだからAさんも焦らしちゃって。
でも今日の俺はそんなAさんに聞こうと思っていた事を、
このタイミングで聞いてみた。
Aさんの向かい側に腰掛けて、
「ねぇ、Aさんは怒らないの？俺に気遣って本音隠したりしてない？」
きっと俺は凄く不安そうな顔をしていたと思う。
『してないよ、大丈夫。私の為に時間作ってくれてるのに文句もないよ。』
俺が質問した時に少し表情が歪んだと思ったけど、すぐに笑顔になって答えた。
「寂しいとか会いたいとか思わない？いつも俺だけが言ってる。」
『思ってるよ？でもそう思ってた時に健くんが言ってくれるの。』
『でも本当はバイバイしてすぐ寂しくなるんだけどね。』
Aさんは凄く照れた顔で少し頬を赤くして言ってくれた。
だから私は健くんより寂しがり屋だよ、何て俺の顔みて言ってくる。
心から愛おしいと思った。
「..もう、めっちゃ好き！大好き！結婚したい！」
今にも泣きそうな顔して言ってんな、俺。自覚ある。
ええ、って言いながらAさんは笑ってる。
「これからはすぐに言ってね！時間ある時すーぐ行く！」
『でも、悪い「悪くない、俺も会いたいもん。」『ありがとう。』
食い気味に言い返したら折れてくれた。
その後、楽しくご飯をお食べて家まで車で送った。
最後は前よりも顔に寂しいを素直に出してくれてたから、
これからは言ってくれるって信じて待ってよ。
ま、俺からも言うけどね。
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寂しい思いなんてさせないし、必ず幸せにすっから。
年齢とか関係ないって思わせるよ。
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Rabiy.(プロフ) - ぽんさん» 私の小説が好きと言ってくださり本当に有難う御座います。何よりも励みになります。またたまにコメント下されば幸いです。今後とも如何ぞ宜しくお願い致します。素敵なお言葉を沢山、感謝致します。 (2020年10月13日 3時) (
レス) id: 486e6fbe3f (このIDを非表示/違反報告)
Rabiy.(プロフ) - ぽんさん» 酔った勢いでこの場に来てくださった事が嬉しいです。他の方に影響されない程度で見ようと思います。素晴らしい作者様が沢山いらっしゃいましたので！ (2020年10月13日 3時) (レス) id: 486e6fbe3f (このIDを非表示/違反報告)
ぽん - もう、スペルも間違えて最悪だ…。Rabiyさんありがとう。 (2020年10月13日 2時) (レス) id: f51ee616df (このIDを非表示/違反報告)
ぽん - だから返事をもらえて舞い上がってしまいました。改めて、一読者として応援させてください。長文失礼しました。日常的な会話になってしまいますが、寒くなってきたので暖かくしてご自愛ください。ありがとうございました。 (2020年10月13日 2時) (レス) id: f51ee616df (このIDを非表示/違反報告)
ぽん - Raibyさんが、私のせいで他の小説を見て色々影響あったらどうしようとか考えてしまいました。(すみません。たまに盗作だとか非難されてる方も見るので)Raibyさんの色々な感情の小説が好きなんです。コメントも初めてしました。 (2020年10月13日 2時) (レス) id: f51ee616df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Rabiy. | 作成日時：2019年8月2日 13時
