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ジミンやテヒョンに
ホソクを綺麗なベッドへと
運んでもらいながら、
俺たちは状況を確認した。
「この家を見張っているお前の部下含め
俺たち全員は、
一時的に意識を失わせる薬を服用させられた。
そういうことだよな、ミンユンギ」
ゴム手袋をはめながら
ソクジンは俺に確認してくる。
「あぁ。夕飯の時に出たスープ、あれだろう
あれは残り物を含め
この家にいる全員が口にした」
「でもあれは、ヌナが作ってた……」
ジミンがぽつりとつぶやく。
「だからこそ、だ。
だからこそ、俺たちは安心しきってそれを飲んだ
ナムジュンが淹れる物は全て口に含まないようにしていたんだがな。
あいつのことは信用していたから……
逆手に取られた」
「じゃあ、Aが俺たちを裏切った、
お前はそう言いたいのか？」
ソクジンが聞く。
「いや違う。
あいつは俺たちを守るために
1人で、ナムジュンと取引をしていたんだろう」
「取引……？
取引って、どんな」
テヒョンは顔を青ざめながら俺に聞く。
「さしずめ、ナムジュンがやつに
『お前一人の命を差し出せば
他の仲間は助けてやる』
とでも吹き込んだんだろうな
………………ただ、」
俺は止血しながら、
徐々に冷たくなっていく
ホソクの体に触れた。
「こいつが、……ホソクが、
裏切り者がナムジュンであると、
そして今日あいつが何かをしでかすことまで
全てを見抜いていたことに、
俺もAも、そしてナムジュンまでもが
気づかなかった」
「…………さすが、星を挙げた数では
右に出る者はいない エリートホソクだなぁ」
ソクジンがそう呟きながら、
俺に鋭い目線を送る。
「手伝うから指示をくれ
絶対にホソクを助けよう」
「あぁ」
「ちょっと待って！！！」
すると、ジミンがまた悲鳴のような声を上げる。
「ヌナは！ヌナはどうするんですか！！！」
その声と同時に、
俺のケータイに
通知がひとつ届いた。
「大丈夫だ。
………………あいつがついている」
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
＿＿＿＿＿＿＿＿
＿＿＿＿
［To: Min Yoongi］
［Aヌナは、俺が守る］
［こっちは任せて］
［From: Jeon Jungkook］
.
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あいし(プロフ) - 続き超！気になる！！ (2023年4月7日 17時) (
レス) @page13 id: 6b1f97a560 (このIDを非表示/違反報告)
茜(プロフ) - 更新嬉しいです😭😭😭ありがとうございます🙏 (2022年1月6日 21時) (レス) @page13 id: 14d58fc984 (このIDを非表示/違反報告)
ミカ(プロフ) - ありゃ、また更新ストップですか？(TT)気長に待ってます！ (2020年12月17日 22時) (レス) id: 9d5fa108d2 (このIDを非表示/違反報告)
ジミカ(プロフ) - きゃー、更新ありがとうございます！めちゃ嬉しいです！ (2020年8月12日 21時) (レス) id: 3cfa69081b (このIDを非表示/違反報告)
LILY(プロフ) - yka.さん» yka.さん、ありがとうございます！そう言っていただけると嬉しいです(涙) 更新頑張ります！ (2020年8月12日 3時) (レス) id: 693a5832aa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：LILY
| 作成日時：2020年8月10日 4時
