# そめる - つりめ ページ1
朝講義を受けに大学に来るとロングだったAの髪が肩より上のショートになっていた。
「A、その髪…」
「どう？似合う？」
「似合ってるけどどうしたの」
「…ちょっとね」
これは失恋かな…どうやら地雷を踏んでしまったようで彼女は少しだけ暗い顔をした。
「いいじゃん、可愛い」
「ありがと」
「浮かない顔だな」
「だって」
「せっかく髪切ったんだしそんな顔すんなよ…あ、そうだ。髪染めようよ」
「髪？」
「うん。俺と一緒に染めに行こうよ」
彼女の髪はずっと真っ黒で、染めたことがない。
だから髪の毛が多少傷むことに抵抗があるかと思いきや彼女は二つ返事だった。
「何色に染めたい？」
「どうせ染めるならうんと派手なのがいい」
「俺もまた緑に染めようかなあ、今度は眉毛も染めて」
「あったよね、緑の時」
「あれはもう芝生だったね」
「あーあ、私自身も新しい色に染まりたいよ」
俺色に染めてやる、なんて小っ恥ずかしい事は言えず俺はまだ黒い彼女の髪の毛をわしゃわしゃと撫でた。
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はなまる(プロフ) - チョコレートスモーカーズのお話はまだ書いていませんか？？間違っていたらすみません(*..) (2017年8月5日 3時) (
レス) id: f44c2ecff6 (このIDを非表示/違反報告)
ただの高校生 - こちらの方も頻繁にコメント確認しますので感想等あれば是非書いていただけると嬉しいです！ (2017年3月17日 20時) (レス) id: ed7f326cde (このIDを非表示/違反報告)
ただの高校生 - ももたんさん» 本当に嬉しいコメントありがとうございます…にやにやがとまりません…ぜひぜひ！！いつでもリクエストお待ちしてます_(´･` _ (2017年3月15日 19時) (レス) id: ed7f326cde (このIDを非表示/違反報告)
ももたん(プロフ) - わああ！ありがとうございます(´;ω;`)すごい良かったです！ただの高校生さんの小説ほんとに大好きで見まくってたので嬉しいです…！良かったらまたお願いします(>_<) (2017年3月15日 17時) (レス) id: 1088910e6e (このIDを非表示/違反報告)
ただの高校生 - ももたんさん» 細かい設定を下さると書きやすいです〜ありがとうございます_(´･` _ご意向に沿えるか不安ですが書いてみたのでよろしければ！ (2017年3月15日 2時) (レス) id: ed7f326cde (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ただの高校生 | 作成日時：2017年3月3日 3時
