王様ゲーム３ ページ22
全「王様だーれだ！」
『また王様になれなかった！私もやりたいのに！あ、ちなみに私は２番だよ？』
黒「あ、オレ。」
若「何で俺じゃなくて、黒木なんだ！？ここはリーダーの俺がやるのが筋だろ！？」
上「知るかバーカ。日頃の行いが悪いからだろ。」
美「まあ、若武が良い行いをするとなると吐き気がするね。」
若「んだと！」
小「そろそろ飽きたよね。」ｺｿｯ
「うん。たまにならいいけど、頻繁にとなるとちょっとね。」ｺｿｯ
『喧嘩を辞めさせてくれないかなぁ』という意を込めて黒木くんを見てると、それに気づいたのか、こちらにウインクをして若武達の仲裁に入った。
黒「そろそろ終わりにしろ。じゃないと、ね？」黒笑
それを聞いたみんなは顔を真っ青にして帰ってきた。
『黒木くんの仲裁は成功みたいだね。早く始めよっ！』
若上美『あれは仲裁じゃなくて脅しだろ。』
七「なあ、王様ゲームはどうなったんだ？」
『ﾊｯ忘れてた！』
若武も忘れていたらしく、慌てて王様ゲームを再開した。
美「王様って結局誰だったの？」
上「黒木だろ？」
小「うん。命令まだだったよね。」
黒「ああ、じゃあな、１番と３番と６番が語尾にニャンをつける。」
その瞬間若武と上杉くんと翼がビクッと聞こえるくらいに戸惑っていた。
七「お、もしかして１番と３番と６番って若武と上杉と美門か？」
忍は獲物を見つけたかのような顔で笑っていた。黒木くんは勝ち誇ったかのような顔で微笑んでいて、小塚くんは苦笑いをしていた。他の三人はというと…不機嫌そう。
若「黒木、わかってて言っただろ。」
黒「さあ何のことだか。それよりニャンは？」
若「……ﾆｬﾝ。」ｺｿｯ
上「きたねえ……黒「ニャンは？」…ﾆｬﾝ」
美「…。」
黒「あ、ちなみにダンマリするのは無しな。じゃないと10分プラスするぞ。」
若上美「はあっ！？」
黒「当たり前だろ。」
『黒木くん後ろから黒い何かを感じる。相当怒っているのかな？』
おそらく今回の一件でわかったことだろう。
『黒木／黒木くんは怒らせてはいけない』
と。
若上美『すみませんでした。ﾆｬﾝ』
この後みんなが黒木くんに対して慎重になったのはご想像にお任せします。
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ルカ♪S(プロフ) - とても面白いです！(*´∀`) 更新楽しみにしてます♪ (2021年4月20日 11時) (
レス) id: d468b8acd9 (このIDを非表示/違反報告)
実埜里 - 最高です。愛してるよゲーム読むの楽しかったです。更新待ってます。 (2020年7月25日 22時) (レス) id: 4da7131419 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：♪ドーナツ♪ | 作成日時：2020年6月16日 18時
