ナツメの義理の妹 (ページ49)

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45,敵か味方かページ49

ｱｷﾉﾘ「確かにAが俺達の敵だとしたら千堂レイみたいに手っ取り早くトウマの不動雷鳴剣を奪うハズだし…」

ﾄｳﾏ「うん…」

ﾅﾂﾒ「じゃあAは本当に家族に捨てられたのかな…そうだとしたら申し訳ないよね…」

ｱｷﾉﾘ「そうだな…この話はここまでにして祈り山へ急ぐか！」

回想終了＿＿＿＿＿＿＿＿＿

A、貴方は一体何者なの…

A「お姉ちゃんどうしたの？顔色悪いよ？」

ｹｰｽｹ「さっきから何か考え事してる様な顔だけど…」

ﾅﾂﾒ「え？だ、大丈夫よ！」

ま、まさかねやっぱりAが鬼族なわけないよね…
だってこんな家族思いで優しいんだもん…

＿＿＿＿＿＿＿

Aサイド

さっきからお姉様の顔色が悪い…

疲れちゃったのかな…

A「ただいま～」

ｹｰｽｹ＆ﾅﾂﾒ「ただいまー」

ﾌﾐｶ「あら遅かったわね！おかえりなさい！」

そして自分の部屋へと足を運んだ

……………

バフｯ！

ベットにダイブ！

A「…まだあんまり妖気回復出来てないな～カイラの所為だよ～…」

そうAは1人誰もいない部屋で呟く

A「そう言えばエンマ大王って今は何してるんだろ？
確かぬらりひょんっていう側近もいるらしーじゃん」

ウーラから聞いた話、エンマ大王様は空亡について調べているらしい

空亡かっ……何処か懐かしい響きの様な感じがした

まっ、きの所為だと思うけど

ﾌﾐｶ「A～ご飯出来たわよ！」

さあて行くか

＿＿＿＿＿＿＿

ﾇﾗﾘ「大王様、本当に人間界に空亡から生まれた妖怪がいるのでしょうか……」

ｴﾝﾏ「可能性はゼロではないぞぬらり、
かつてじいちゃんが妖魔界を任される前に

鬼族が妖魔界を支配していた事は知っているな？」

ﾇﾗﾘ「えぇ…」

ｴﾝﾏ「そしてその中心人物が朱夏って奴だろ？奴は生まれ変わり人間界にいると言う噂を聞いた、だから朱夏なら何か知っているかもしれない」

ﾇﾗﾘ「ですが鬼族がそう簡単に口を開くとは思いませんが…」

ｴﾝﾏ「そん時は力づくではかせる」

ﾇﾗﾘ「大王様、このページに空亡から生まれた妖怪の似顔絵らしき物が、」

ｴﾝﾏ「なに？！」

ﾇﾗﾘ「これです」

ｴﾝﾏ「へぇ結構可愛いじゃねえか！まあ空亡だけどな！」

ﾇﾗﾘ「可愛いからって油断しないよに…相手は空亡ですからね…」

ｴﾝﾏ「任しとけって！さっぬらり行くぞ！」

ﾇﾗﾘ「えぇ」