【銀魂】善人は善人、悪人は悪人

私に構うな… ページ38

？「俺の方が天人いっぱい殺ったから〜!!」




？2「あははははは」←



？3「俺だな」




？4「いいや、俺だ」





草むらの向こうから聞こえる会話



私は木の枝で寝ていたが喋り声で目を覚ました



声の主は四人の男



銀髪、長髪、もじゃもじゃ、紫髪



皆刀を持っている



それに防具もつけていた




そういえばここらで戦争が起きているらしい





天人相手に







私には関係ない




天人はきらいだけど戦う意味がない






奴等には返り血がとんでいても自分から出ている血はあまり見られなかった





やり手なんだろうな





銀「だから、俺の方が天人殺ったし！」




紫「そんなわけねぇだろ、俺だよ」




長「俺だ」




も「あはははははは」←






もじゃもじゃ、頭おかしいだろ




銀「………」




うるさいからバレないように木からおりた





いや、何となくだけど銀髪がこちらを見ていた気がしたから








森を歩いていると突然私の前に男が現れた





男「見つけた、お前が噂の餓鬼か」





あ「噂の…餓鬼？」





男「そう、天人ばかり斬る餓鬼、いや最近では人も斬ってんだってっな」





あ「…だから？」




男「天人がお前を殺せば金をくれるって…だから、俺はテメェを殺す」





刀を抜き私の前まで走ってきた男の顔は病んでいた







ザシュッ





地面に血が落ちる




その血は男の腹から流れている




男を刺してまた…



殺した








？「その男、殺したのか？」





突然、後ろから話し掛けられる




恐らくあの銀髪




ゆっくりと振り向くと予想通り銀髪がいた






あ「関係ない」






銀「餓鬼がこんなところにいて人殺したのを見たのに関係ない事はないんじゃないの？」





あ「…関係ないから」









めんどくさくなりそうだからその場から逃げようとした時、腕を掴まれた




銀「関係なくはない」




ガッシリ掴まれた腕は動かず




あ「離せ！なんなんだよ！」





振り払おうとするが全く動かない




銀「お前みたいな子供がこんなとこにいたら駄目だろうが！」




あ「あんた誰！私のなんなんだよ！赤の他人だろ!?」





銀「ほっとけねぇだろ!?」





私を真剣な目で見る銀髪




なんでそこまでするの…？





あ「私に構うな…」




下を向いた


黒のマントが私を隠す






銀「そんなことできるかよ、お前


ここら辺で有名な餓鬼だろ？


なんで人殺すんだ？」

今は…泣きたい分だけ泣けばいい→←時間切れだ

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