【銀魂】善人は善人、悪人は悪人

童顔 ページ4

中に入ると隊士達がこちらをむく


男ばっかり…



土方についていくと広い部屋についた


土「入れ」


土方は中に入るとドカッと座り込んで


土「そこに座れ」


私を睨むように言う鬼の副長



あ「失礼します…」



土方の目の前に座る



山崎は…いない？な



土「何が目的だ」


低い声で私にとう


あ「…少しの間、私をかくまってくれませんか？」


目を見開く土方


あ「さっきも申しましたが私は借金取りに追われています…少しの間だけでいいので、お願いします」



頭を下げる


土「なんで真選組なんだぁ？他でもいけんだろ」


しぶとい…


あ「真選組なら借金取りも来づらいかと…」


土「駄目だ、他をあたれ」


女を追い払うとか、酷いな


あ「お願いいたします…行くところがないのです」


土「駄目だ」


立ち上がり襖を開けると


？「全然いいよ〜〜！！！！」


急にゴリラが部屋に飛び込んできた


土「近藤さん」


近藤？じゃあコイツが真選組局長、近藤勲？


このゴリラが？


近「もう、全然いいよ〜!!一生ここにいてもいいよ!!もう全然泊まっていって!!」


いい人だな…うん、いい人


あ「いいのですか!?」


土「だけど、近藤さん…」


近「いいじゃないか〜トシ、せっかく何だからさ」


あ「ありがとうございます!!お世話になります」



頭を下げる


近「因みになんで追われてたの？」


あ「親が残した借金を肩代わりしたんです…でも、なかなかかえせなくて」


うつむいた顔をおこすと


近「うっ…ずずっ…ずずっ…」


ゴリラがすごい事になっていた


土「お前、名前は？」


やや不機嫌そうに聞いてくる土方


あ「元岡想です、これからお世話になります」


近「いい名じゃないか、確か空き部屋があっただろう、そこを想ちゃんの部屋にしよう
案内してやれ」


土「近藤さんが言うんじゃあしかたねぇな」


しかたねぇのかよ!!こころの中でつっこんだ


部屋から出て廊下を歩いてると前から若い童顔の男が歩いてきた


？「土方さん、その女誰ですかィ」


独特の口調だな



土「うちの面倒みるとこになった」


あ「元岡想です、よろしくお願いいたします」


頭を下げて、言葉を放つ


沖「…沖田総悟でさぁ」


沖田総悟…真選組随一の剣のつかい


まさかこんな童顔の青年だとは思わなかった


土方はまた歩き出したから私も歩き出す


沖田とすれちがう時


沖「――――――」


あ「！！？」


沖田は私に言葉をなげてきた

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