8話 迷信 ページ10
「カップ麺本来の味を堪能出来なかったけど…まぁいいか…」
「あぁ、腹は満たされたしいいんじゃないか？」
「そうねー…
ていうか食べたら眠くなってきたんだけど」
今日は日差しが気持ちいいし日向ぼっこには最適な日なんじゃ？
「ご飯を食べて直ぐに寝たら豚になるぞ」
「どっかで聞き覚えのある迷信だね
牛だったような気もするけど…
あ、」
「…なんだ？」
「神様ってさ人を動物に変えることってできるの？」
「人を動物に？」
「うん」
「そうだな…
神はいないと思うぞ…そのような分野の神がいるだなんて聞いたことも無い
いたら、少しくらい噂になってるはずだ」
「ふーん…じゃあやっぱりただの迷信ってわけじゃんか」
「どうだろうな」
そういい姉はニヤリと笑って…
「昔の人の教えはよく聞いておいた方が身のためだぞ」
「ひえっ」
「…なーんてな」
「お姉ちゃん…怖いんだけど…」
「ははは…でもまぁ先代の教えは頭の片隅に置いておいて損はないと思うが？」
「ま、まぁ…神という存在が実際にいたもんね」
そういうと姉満足したように笑い
「そういう事だ
先代の教えはもしかしたら半数以上が本当のことなのかもしれないからな」
それに…と姉は付け加えた
「神ではないが悪魔の世界にそんな奴がいたぞ人間を動物に変える仕事をしているやつがな」
「…悪魔なんかいるの？」
「あぁ」
「…ふ、ふーん…」
なんなら天使とかもそのうち出てきそうだよなぁ
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小夜時雨(プロフ) - 蘭嶼さん» 面白いと言って頂けて嬉しいです！ありがとうございます！更新頑張らせていただきます！ (2019年3月30日 14時) (
レス) id: 7363ed0049 (このIDを非表示/違反報告)
蘭嶼 - めちゃくちゃ面白いです！題名に釣られました。更新頑張ってください！ (2019年3月30日 13時) (レス) id: 1c29926d87 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：小夜時雨 | 作成日時：2019年3月29日 21時
