6話 神それぞれ ページ6
「んっとねぇ…次の質問は〜…あ、その前にタイマーで3分はからせて」
「だいたいで良くないか?」
「いや…いつもならそうするんだけどさ話してる間に時間忘れそうだから一応…」
「あぁ、我等ならやりかねないな」
「でしょ〜?ほい、3分はかりましたと」
「よし、…それじゃ、質問はなんだ?」
「カップ麺で思い出したんだけどさ
神の世界ってどんな美味しい食べ物があるの?」
「あぁ…いくつかはあるぞ?
人間からしたらさぞ不味いかもしれないが」
「口にあわないってこと?」
「そうだな」
「んじゃあ、神も人間界の食べ物、口に合わないんじゃないの?」
「それは、どうだろうな
少なくとも我は美味しいと思うが
さよちゃんはあまり口に合わないらしいな」
「ふーんやっぱりそのへんは人それぞれなのかな?」
「人ではなくて神…神それぞれだけどな」
「あはは…確かに
それじゃ、他にも神それぞれなことって何?」
「その辺は人間の感覚と同じだと思うが
例えば辛いものが好き、甘いものが好き、
青色が好き、赤色が好き…喧嘩が強い口が上手い…とな」
「へー、人間と大差ないね」
「つまらないか?」
「そんなことないよ、新しいこと知れたし」
「そうか、なら良かった
…お前は優しいな」
「え、私が優しい??そんなのわかり切ったことじゃない?」
「…ただ、一言余計だな
そのせいで性格は優しいとは言い難いけどな」
「むー…」
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小夜時雨(プロフ) - 蘭嶼さん» 面白いと言って頂けて嬉しいです!ありがとうございます!更新頑張らせていただきます! (2019年3月30日 14時) (レス) id: 7363ed0049 (このIDを非表示/違反報告)
蘭嶼 - めちゃくちゃ面白いです!題名に釣られました。更新頑張ってください! (2019年3月30日 13時) (レス) id: 1c29926d87 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:小夜時雨 | 作成日時:2019年3月29日 21時