5話 幼い頃の話 ページ5
「…今考えれば童顔ってそこまで怒る言葉か?」
「人によってかわるかもね
童顔を自分の魅力として扱ってる人もいるし…」
「お前はどう思うんだ?」
「私はちょっと嫌かななんか馬鹿にされてるように感じる」
「そんなものか
童顔も可愛げがあって良いと思うが」
「突然だけど私って童顔?」
「中学生らしい顔だ」
「どゆこと?」
「さぁ、どういうことだろうな」
「何その意味ありげな言い方…」
「はは、まぁ気にすることは無いさ」
「気になる…
でも、そんなことよりお腹空かない?」
「我も同じことを思っておった
流石姉妹と言ったところか」
「今日お母さんパートだからさカップ麺しかないからさ、カップ麺でいいよね?」
無理とか言われても困るんだけどね
「無いならそれしかないだろう?
それに、我もカップ麺は好きだからな勿論いいぞ」
「了解んじゃあお湯入れてきまーす」
「気が利くな、感謝する」
「はいはーい感謝されまーす」
「火傷しないように気をつけるんだぞ?」
「うん、気をつけるよー」
「本当か?
昔そんなこと言って思いっきり手の甲にお湯をぶっかけていたではないか」
「そんなことあったっけ…」
「あぁ…あの時は流石にあせったぞ」
「覚えてなーい」
「まぁ、幼い頃だったからな無理もないだろう」
「いつの頃か忘れましたけど今はしっかりお湯入れれましたよー」
「そうか、じゃあ3分か?」
「うん、3分
んじゃその間話でもしよ、まだ聞きたいことがあるんだよね」
5人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
小夜時雨(プロフ) - 蘭嶼さん» 面白いと言って頂けて嬉しいです!ありがとうございます!更新頑張らせていただきます! (2019年3月30日 14時) (レス) id: 7363ed0049 (このIDを非表示/違反報告)
蘭嶼 - めちゃくちゃ面白いです!題名に釣られました。更新頑張ってください! (2019年3月30日 13時) (レス) id: 1c29926d87 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:小夜時雨 | 作成日時:2019年3月29日 21時