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「…さっきも言ったけどね
簡潔に言ったらそういうこと!
1人では解決出来ないこともみんなでやれば出来るんだから!」

勢いよく…叫ぶように結萌は言った

「…そんなものかな?
私は1人でも立ち上がれたよ?
自分で自分を助けれる人もいるんだし
自分じゃ自分を助けれないっていう人は私は弱い人だと思う
自分で自分を助けれるなら誰かに頼るなんてことしなくてもいいじゃん」

…別に間違ったことは言ってないと思う
自分で何も出来なくて他人に頼ってばかりの人よりかは自分で自分を励まし、立ち上がれる人の方が
何度でも前を向けると思うし
…もし、一人ぼっちになった時にも乗り越えられる
それこそ、今まで自分で自分を助けて来なかった人はいざと言う時にずっと立ち止まったままになってしまうだろう

「確かにそれもそうなんだけどさでもそれには限度があるでしょ?
…私はいっつも、どんな時でも自分で自分を助けれる人が1番弱いと思うんだけど」

…はぁ?
どういうことだ
明らかにそれは強い人だろう?

「だってさ…なんでもかんでも自分で自分を助けれる人は他人に頼る勇気がないんじゃないの?
だから結果的に自分で物事を済ませちゃう

頼ることも強さのひとつなんじゃない?
すくなくとも私はそう思ってるけど」

そういう結萌の瞳はやけに真っ直ぐでなんの迷いもなかった

頼ることも強さの1つ…か
やっぱり結萌はあの子と似たようなこと言うんだな…

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夢咲花 - これからがとっても楽しみです (2019年3月5日 15時) (レス) id: 3588ccbe80 (このIDを非表示/違反報告)
夢咲花 - 書いてくださってありがとうございます (2019年3月5日 15時) (レス) id: 3588ccbe80 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:小夜時雨 | 作成日時:2019年3月4日 20時

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