【文スト】こんな事になりました…。 パート４【男主】

愛が一つ　二日目 ページ9

森｢可愛いなぁ…｣


『んふふ』


森｢ほほほ｣


デレデレしながら俺の頭を撫でる森さん。


俺の所の森さんよりデレデレしてる。


はい。


こんな事になったのは、数十分前に遡る。


別に遡らなくても良いんだけどね。


泣き止んだ森さんが俺を可愛がり始めた。


これで終わり。


何故いきなりそんな事になったのかは俺も知らん。


ただ、いきなり森さんが俺を自分の太ももに乗せて、抱き締めてきたのだ。


そしてずっと撫で撫でしてる。


俺の所の森さんはお父さん感が強いから、新たな一面みたいで嬉しい。


森｢ほんと可愛いなぁ…嫁にしたい…｣


『エリスが居るでしょう』


森｢エリスちゃんはエリスちゃんという枠なんだよ｣


『へぇ…』


『…それなら俺も福沢Aの枠が良い』


森｢私は嫁にしたい｣


『…』


『…む』ﾌﾟｸｰ


森｢ほほほ…｣


今度は頬で遊び始めた。


『らいたい、ほれふくはわはんのよめれふよ』


森｢っ!?｣ﾋﾟｼｯ


『うぬ』


固まった森さん。


頬を摘んだ状態で固まるなんて酷い。


『もりはん』


森｢…ぇ…でも、さっき息子って…｣


森さんの手が、森さんの口を隠した。


驚愕してる。


『息子兼嫁です』


森｢…なら私のあしj(『なりません』くそぉっ｣


愛人は嫌だ。


森｢うぅ……福沢殿より早く会っていれば…っ｣


俺の胸元に顔を埋め、唸られた。


『それ俺の所の森さんも言ってました』


森｢良い酒が飲めるなぁ…自分と…｣


なんか可哀想に思えてきた。

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