【文スト】こんな事になりました。パート２【自作コラボ】

会いが一つ　料理 ページ46

｢…｣


…アイツじゃんっ!!


いやまだ確定では無いけど!!


『アイツは乱歩さんを悲しませた上、福沢さんにキスしようともした…』


『今スグにでも殺してやりたい…』


全｢っ｣


Aさんの殺気と、怒気の含んだ声が、耳に刺さる。


…Aさんをここまで怒らせるとは…。


アイツ〜っ!!


世界の違うアイツ〜っ!!


福『ボッコボコだったよな』


デスヨネー。


乱『それほど僕を想ってくれてるんだって凄い嬉しかった！』


『ほぉ…』


乱歩さんがAさんの胸元から顔を上げ、Aさんを見た。


Aさんが乱歩さんの頬をぐにぐにする。


『貴方を傷付ける人間など、居なくなれば良いのですよ〜』


乱『ふふっ』


ほわほわと花を舞わせながらそう言うAさん。


『邪魔な人が出来たら言って下さいね。俺が消します』


全『うおっ』


乱『そんな事しちゃダメ！』


全｢！｣


意外にも、否定派なの？


乱『そんな奴に構うくらい時間があるなら僕に構って！僕を優先して！』


『おっふ』


ナイスおっふ。


乱歩さん可愛い。


福『なるほど、そういう手もあるのか…』


何故か何かを学んでいる福沢さん。


『なんです？』


福『いや、構うのを選ぶか、愛を選ぶかと』


『…ですが、どちらも同じ愛です』


福『行動差の愛だ』


『なるほど』


いや分からん。

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