【文スト】こんな事になりました。パート２【自作コラボ】

会いが一つ　料理 ページ40

『こねれたかい？』


｢あ、はい！｣


『よし、ご苦労さま』


Aさんが手がつかないよう、頭を撫でてくれた。


乱『ハンバーグ！形成！』ﾜｸﾜｸ


何故かワクワクしている乱歩さん。


あざとくね？


『レッツ形成！』


二人は手を洗い、ハンバーグのタネを手を取った。


そして、乱歩さんはAさんの腕の中に入った。


『ぺったんぺったん』


タネを右手から左手へ、適度な速さと強さで叩きつける。


乱『ふふっ』


乱歩さんもAさんと共にぺったんぺったんしている。


俺も二人に習って同じ事をした。


福『どうだ私の家族は』


福｢…不本意ながら、可愛い｣


福『だろ』


後ろで福沢さん達が話している。


｢…福沢さんは、料理一緒に作らないんですね…？｣


Aさんに声を小さくして聞いた。


『福沢さんは社長業で疲れてるからね。家事までして欲しくないんだ』


｢聖母ですね｣


『男でした〜』


いや、聖母ですよ貴方。


『本当は乱歩さんも休んでて欲しいんだけど、でも乱歩さんと作る料理は楽しくてね』


乱『僕もAとの料理作り楽しいから大好き！』


『こんな事言うから鼻血止めるの大変なの』


イケナイ子ですね！、と乱歩さんを腕でむぎゅったAさん。


乱歩さんは嬉しそうに笑っていた。


ハンバーグのタネを、フライパンに乗せ、新しくタネを取った。

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