【文スト】こんな事になりました。パート２【自作コラボ】

愛が一つ ページ16

福｢そうだな、お前の言う通りだ｣


『俺は貴方だけを応援することは出来ませんが、この事ばかりは、自分の想い次第ですからね』


福｢あぁ、思い知ったさ｣


『ふふっ、頑張って下さいね』


福｢是非とも、な｣


そう言って、福沢さんは俺の頭を撫でた。


片想い福沢さんも可愛いねぇ。


福『私のモノに触らないでもらおうか』


『！』


全｢!!｣


後ろから首元に腕を回され、引き寄せられた。


福沢さんの手が頭から離れる。


『今のは俺が悪いです。福沢さんに否はありません』


福『近寄ったのはお前だが、頭に触れる必要は無いはずだ…』


そう言って福沢さんを睨みつけた。


福｢撫でたいと思った故撫でた。何か問題が？｣


福『私のモノだと言っているのだ』


論争する福沢さんズ


独占欲強いからァ。


『そんなに触らせたくなければ閉じ込めてくださいよ』


全｢!?｣


福沢さんの手を取り、頬に当てた。


『いつでもして良いと言っているでしょう？』


福『私はいつでもしたいと思っているが、したらしたで乱歩がな』


『なるほど』


乱歩さんが反対しているのか。


『ん？乱歩さんは今どちらに？』


福『探偵社で待機している。お前が居ない理由はあの子がスグに明かしたが、ここに来る方法が分からなくてな』


『…そうでしたか』


…まだ乱歩さんに会えないのか…。


残念だ…。

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