会いが一つ ページ40
織『それに、俺のために忙しなく動く彼奴はとても可愛いだろ?』
太「かまちょ?」
織『否定はしない』
優しく微笑んだ作之助君。
その微笑みは綺麗で、美しかったが、それと同時にどこか、消え入ってしまいそうだった。
織「お前、Aを恋愛的な意味で好きなんだろ」
織『もちろん』
おぉ、即答。
確かにAさんモテるだろうしな。
俺も好きだし。
太「告白すればー?」
織『…それは、しない』
作之助君は力強くそう言った。
織『…彼奴を、困らせたくはない』
太「…困らせる…?」
織「お前が告白したら、Aが困るのか」
織『あぁ、嬉しがる事も、無いだろうな』
作之助君は、諦めたような笑い方をした。
「えぇ…?」
…織田作さんに愛されてるってかなり嬉しいと思うけどな…。
原作を知っている俺だからなのかな…。
乱「まぁ、Aの事も考えて動くのなら、今の関係性がお互いの最善なんだよ」
「…」
…そういう、モノなのかな…。
ドサ
全「!」
何か軽いものが落ちる音がした。
その音は探偵社入り口のドア付近から。
ここからは何も見えていないため、外だろう。
乱「…っ織田作!!」
織『っ!?』
慌てた声で叫んだ乱歩さんと、そんな乱歩さんを目を見開いて見た作之助君。
二人は焦ったように顔を歪め、入り口のドアへ走った。
作之助君がドアを開けると、動きが止まった。
36人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
碧(プロフ) - 咲希さん» どっちもだ(キリッ) (2017年6月27日 3時) (携帯から) (レス) id: 7096e0dc28 (このIDを非表示/違反報告)
咲希(プロフ) - 碧さん» どっちのだwww (2017年6月26日 23時) (レス) id: 3756169667 (このIDを非表示/違反報告)
碧(プロフ) - ショタの夢主めっちゃ見たい← (2017年6月26日 22時) (携帯から) (レス) id: 7096e0dc28 (このIDを非表示/違反報告)
碧(プロフ) - 咲希さん» 大丈夫,僕もそんな咲希さん嫌いじゃないよ★← (2017年6月24日 22時) (携帯から) (レス) id: 7096e0dc28 (このIDを非表示/違反報告)
咲希(プロフ) - 碧さん» おい、棒読みバレてるからな(ΦωΦ) (2017年6月24日 22時) (レス) id: 3756169667 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:奈佐 | 作成日時:2017年6月18日 18時