【文スト】こんな事になりました。【自作コラボ】 (ページ34)

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愛が一つページ34

｢やった!!Aさんに貰われた!!｣

『紛らわしい言い方をするな』

ちゃんと『写真』と言いなさい。

織｢良いなぁ、俺も鼻血出してもらいたい｣

『作之助さん可愛くないから大丈夫です』

｢えぇ!?そんな事ないですよ!!ちゃんと見て下さい!!｣

…織田作クラスタ面倒臭いな。

だがまぁ、言われてしまったからにはやらねばな。

作之助さんをじっと見る。

織『ははっ』ﾆｺｯ

『』ﾌﾞｼｬｯ

織『やった…っ!!やったァ!!』

『クソッ……不覚っ…!!』

両手を上げ、ガッツポーズしている作之助さんと、床に手を付き泣く俺。

微笑んだ顔初めて見たのっ。

しょうがないのっ。

可愛いかった…!!

｢やりましたね作之助君!!｣

織『お？お、おぉ!!』

Aが作之助さんの手を掴んで、ぶんぶん振っている。

喜ぶなよっ!!

織｢お前何故そいつを名前呼びする!!｣

｢ゔっ!?｣

いきなり織田作さんがAの肩を掴んで揺さぶった。

すごい速さだな。

『織田作さん、取り敢えずAの言い方を聞きましょう』

織｢…分かった｣

織田作さんがAの肩を離した。

ゆらゆら揺れるAを抱き留めた。

｢Aさんだ…！｣

『Aですけど』

｢ふふっ、Aさん！｣

『なんだお前』

へにゃへにゃ笑い、俺に抱き着いてきた弟。

頭を撫でたら力が強まった。

『ほら、話が脱線してる』

｢え？｣

織｢何故お前はそいつを名前呼びする｣

ちょっと不機嫌な織田作さん。

｢だって同じ名前だと分かりにくいじゃないですか｣

『確かにな』

織｢だったらそいつを織田作と呼び俺は名前でも良いだろ！｣

｢…それはちょっと心臓が…｣

『…あぁ、そういう事ね。分かるよお前の気持ち』

｢Aさん…!!｣