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愛が一つ  ページ14

与「うわぁ、凄い事になってるねェ」


国「…団子に…」


お兄ちゃんお姉ちゃんが来た。


『弟妹ハーレムです』


与「あはは!」


国「兄をしているAは新鮮だな」


『そうなんですか?』


乱「いつも国木田に甘えてるもんねー」


『俺も甘えてますけどね』


乱「えー?」


『国木田さんは甘やかし上手なんですよ』


国「お前に言われたくないな」


と、弟達を指さしてきた国木田さん。


『ふふっ、甘えられて悪気はしませんから』


弟「「お兄ちゃーん!」」


『あははっ!』


弟達を一気に抱き締めた。


やはり年下は可愛い。


与「あるはずのない母性を感じるねェ」


賢「お母さんみたいです!」


『それ俺の所の賢治も言ってた』


賢治の頭を撫でると、ほわほわと花を飛ばしてきた。


乱「…あ、ちょっとA」


『え?』


乱歩さんが俺に手招きしてきた。


弟達に少し待つように言い、乱歩さんに近寄った。


すると乱歩さんは俺に抱き着き、


乱「あそこのきのこ栽培機、どうするの?」


と、ある一点を指差し、言ってきた。


乱歩さんの指先を追うと、


『…うわぁ』


「…」ズーン


…なんできのこ栽培してんの…。


『…あれ、なんですか』


乱「知らなーい。とにかく慰めに行きなよー」


『…はい』


乱歩さんが俺から離れ、俺もAに近寄った。


『…A、どうした…?』


小さくしゃがみ、黒いオーラを出すAの背に手を当てた。


「…Aさん…」


しゅん、と俺を見つめたA。


『…全く』


Aの腕を掴み、立たせた。


『ほら、来なさい』


Aに向かって腕を広げると、すぐさま抱き着いてきた。


「…俺だけの…お兄ちゃんだと思った…」


『俺は皆のお兄ちゃんだ』


「…俺だけのが、良かった…」


『…』


…そう言われてもな…。

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(プロフ) - 咲希さん» どっちもだ(キリッ) (2017年6月27日 3時) (携帯から) (レス) id: 7096e0dc28 (このIDを非表示/違反報告)
咲希(プロフ) - 碧さん» どっちのだwww (2017年6月26日 23時) (レス) id: 3756169667 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - ショタの夢主めっちゃ見たい← (2017年6月26日 22時) (携帯から) (レス) id: 7096e0dc28 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 咲希さん» 大丈夫,僕もそんな咲希さん嫌いじゃないよ★← (2017年6月24日 22時) (携帯から) (レス) id: 7096e0dc28 (このIDを非表示/違反報告)
咲希(プロフ) - 碧さん» おい、棒読みバレてるからな(ΦωΦ) (2017年6月24日 22時) (レス) id: 3756169667 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:奈佐 | 作成日時:2017年6月18日 18時

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