7話 ページ8
_______って、ことがあって。
お茶を啜りながら、愚痴を零すとウィラは「さっさと言っちゃえば？本当のこと。」とめんどくさそうに促される。
「大体、ナワーブ だっていつもそんな近くに居たら流石に気付くでしょうが。」
「ほんとにね〜。でも男公認だから今更信じられるわけないでしょ。」
「ふぅーん？」
ウィラは私の発言に目を細めて怪しげにこちらを見つめた。
「新しいお茶出来たわ。おかわりいる人〜？」
「エミリーさんはーい！！」
「ほんっと、少年みたい。」
ふむ....なるほど、少年か。
「.....私(わたくし)にもお代わり頂けません？」
「上流階級の令嬢を小馬鹿にしてる貧困層の少年みたい」
「長いし馬鹿にしてないよ。」
「口調も言動もどうにかすればいいじゃない？」
「エミリー....もう定着したものを今更どうすればいいってのよ」
「今！今の雌っぽかったわ！」
「雌言うな」
「Aは何が怖いの？」
「別に怖くないけど....なんかこう、今までの関係を崩したくなくて」
そう言うとエミリーもウィラも「あぁね！」と納得してくれた。
「....でも出来るだけ努力はするよ」
「うんうん、私もAの背中押してあげられるようにする！」
「仕方ないから私も協力するわ」
「うぅ、2人ともありがとうぅ〜」
あぁあーーーと伸びをしてテーブルに伏せると、ふと向こうの種々からガサリと人の気配がして思わず顔を上げる。
「？どうしたのA」
「いや、なんか....人がいたような....気のせいかな」
「ネコでも居たんでしょ」
「ひげさんかな？」
「多分ね」
ウィラは適当な返事をして小さくお茶を啜った。
***
たくさんのお気に入りと高評価ありがとうございます。小説作りにおいてとても励みになるので本当に有り難いです。
この小説自体、前々から下書きとして書いていてつい最近に公開したのですが、実は20話前後まで完成しております。
一気に公開するか迷ったのですが、結局キリの良い話まで少しずつ公開することにしました。
たまに更新し忘れてしまうこともありますがその時はどこかで野垂れ死んでると思って気にしないで下さい。その内必ず復活しますので心配しなくても大丈夫です。
まだまだ未熟なところもありますが、これから長々と続けていくつもりですのでよろしくお願いします。
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もち米(プロフ) - コーヒー牛乳さん» ありがとうございます！！毎度毎度遅い更新ですが、これからも暖かい目で見守って下さると嬉しいです<(_ _)> (2020年1月26日 2時) (
レス) id: 5a315ec41b (このIDを非表示/違反報告)
コーヒー牛乳 - ﾝﾝﾝﾝﾝﾝﾝﾝﾝ!!!!好き！読んでてすごく楽しいです！ (2019年11月8日 23時) (レス) id: a8a10a0263 (このIDを非表示/違反報告)
もち米(プロフ) - 良い名前。さん» コメントありがとうございます！こちらこそ嬉しいお言葉に感激しています故、喜んで頂けてこちらこそ光栄でございます。まだまだ稚拙な部分等もあるかもしれませんが何卒よろしくお願いします！ (2019年7月23日 0時) (レス) id: 5a315ec41b (このIDを非表示/違反報告)
良い名前。 - コメント失礼します。いつも更新される度に愛読させて貰っています。とても面白い内容や洗礼された文章に感激しコメントを書かせて貰った所存です。これからも一ファンとして応援します。長文失礼しました。 (2019年7月22日 23時) (レス) id: 82517cb034 (このIDを非表示/違反報告)
もち米(プロフ) - 読む専さんさん» そう言って頂けて嬉しいです...!!ありがとうございます。 (2019年7月16日 17時) (レス) id: 5a315ec41b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もち米 | 作成日時：2019年7月15日 20時
