7.屯所前 ページ8
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一通り事情聴取を終えた銀髪さんと私は、
無事、帰れる事になった。
『色々と巻き込んでしまって、本当申し訳ありませんでした….！それと…助けて下さって、ありがとうございました！！！』
「それもうさっき聞いた。」
『いやっ、！で、でも！』
「礼は沢山聞いたっつーの！…それに、お陰でこーして俺の容疑も晴れたわけだしー？ま、俺冤罪だけどね！勝手に容疑かけられただけだけどね！？」
土「黙れ。痴漢してたのは間違いなかっただろうが」
「だーかーら！俺は抱き止めただけなの！やらしいことするなら、もっとしっかり触るわ！！！」
総「旦那ァ、その発言は色々とマズいでさァ。」
3人のやりとりを見て、
私は思わず笑ってしまった。
『ふふふっ…あははははっ！仲良いんですね！』
「「「よくないわ！/でさァ！」」」
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言い合いが落ち着いて、
銀髪さんと私はやっと屯所を出る。
土「その面しばらく見せんなよカス。…A、また店に顔出すわ。もう無茶すんなよ。」
土方さんはフッと笑い私の頭を優しく撫でてくれた。
『あ、ありがとうございます…！ごめんなさい。』
「俺だってこんなむさっ苦しいとこ、こっちから願い下げだわ！人様の前でデレデレしやがって気持っちわりィ〜〜」
総「どっちが痴漢か分かったもんじゃねェや。」
土「てめぇら…いつかその減らず口黙らせてやっからな…！！！」
『そ！それではこの辺で失礼します！本当すみませんでした。ありがとうございました！』
総「困ったら俺を呼びなせェ。お前のためならいつでも飛んで行ってやらァ。」
『ふふ。総ちゃんありがとねっ！』
私が総ちゃんに笑顔を向けると、
顔をそっぽ向く。あれ？顔が赤いような…。
「へェー、総一郎くんもこの子の笑顔には敵わねェってか？」
総「総悟でさァ。あ、そういえば旦那がこないだオススメしてくれたAぶ「あーーーー！！！！！！野暮用思い出したわ！」
そう言って銀髪さんは急足で私の手を取り歩き出す。
『わっ！ちょっ…！！！』
私は土方さんと総ちゃんにお辞儀して手を振ったら、
二人とも目を見開いて顔を背けたけど、
手を振りかえしてくれた。
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夢充(プロフ) - 美結菜さん» コメントありがとうございます…！めちゃくちゃ励みになります🥺かなりのろま更新ですがこれからもよろしくお願いいたします！！ (2023年2月22日 0時) (
レス) id: f5e7298e17 (このIDを非表示/違反報告)
美結菜 - とても面白いです！続き楽しみにしています！ (2023年2月9日 23時) (レス) @page13 id: f842e5f119 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夢充 | 作成日時：2021年1月16日 14時
