【🎲】腐った果実 。【続編】

【 黄 × 水 】 ページ1

前編でのリクエストです！

片想い水色、恋心は何も無いけどなんかイケメンな黄色

でお送りします。

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｢ほーとけっ｣


『ん、なぁに？』


｢んへへっ、呼んだだけ。｣


『…な、なにそれ。僕も暇じゃないんですけどー？』


｢明らかに今暇してるやんけ、｣



彼がけらけらと笑うから、僕も笑って誤魔化してるけど。
心臓は誤魔化せないほどに脈打っている。

そりゃそうだ、好きな人にこんな可愛いことされたらこうなる。

長年片想いしているのに、
向こうはそれにちっとも気付かずこんなことを平気にしてくるから困る。
こんなに好きだというのに、どうして気付かないのだろう。



｢…ほとけ、悩んどる？｣


『……えっ？！』



気付くと、彼の顔面が目の前に。その距離の近さに驚く。
え、いい匂いするな。じゃなくて、え、うわ、かっこいい。
パニクって正常な考えができない。
ただ慌てて、彼から離れようとする。



｢え、熱あるんちゃう？めっちゃ赤いで。｣


『だ、大丈夫！あ、アニキのばかぁ！！』


｢は！？なんでやねん！｣



ねぇ、いつになったら気付いてくれますか？

ほんのり染まったように見えたその頬を見て、
また答えの出ない疑問を抱いた。

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リクエストありがとうございました！！

珍しいペアで書いてて楽しかった。

【 青 × ピ 】→

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