今日:6 hit、昨日:16 hit、合計:143,071 hit
小｜中｜大
焦り ページ12
【康二】
学校で廉を迎えに行って念のため病院に連れていった。
先生「恐らく、ただの風邪だと思います。解熱剤を出しておきますね。」
康二「ありがとうございました。」
病院から家に帰ってきてふと思った。
″龍太くんは俺のことどう思っとるんやろ...″
いつも迷惑かけてばっかりで次男なのになんも手伝えへん。
俺は龍太くんみたいに料理を作ることも出来なくて他の家事もほとんどできへん。
前に少しでも龍太くんの力になれるように家事をしたことがあるんやけどやっぱり龍太くんに迷惑をかけてしもうた。
やから廉の面倒くらいは俺がみようと思ったんやけど自分のことで精一杯で結局は龍太くんが宿題とかを教えてるんや。
夜になったら廉の熱も微熱になった。
やからちゃんと落ち着いて眠っとる。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 222人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Nana 6022 | 作成日時：2019年6月12日 0時
