喫茶アリエス (ページ7)

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「あーーーー。つっかれたああああ。」

外から帰ってきたらまずメイク落として髪の毛おろして前髪だけちょんまげみたいに結ぶ。

その後は「遊ぶために働く」って書いてあるTシャツとショーパン履いたら即ベットにダイブ！！

この瞬間の為に生きてる…。幸せーー！

くるっと仰向けになってジウォンが貼ってる「MeltyMelody」っていうかっわいー女の子グループのナヨンちゃんの御御足を眺めながら()のんびり。

よし、日記つけよ。
小さなハートが1つだけ書いてあるノートの表紙に手をかけ、今日の出来事を振り返る。

あの後、ﾁｬﾆｮﾙはココアを飲んですぐ帰ってしまった。その短い間でも私たちはゲラゲラ笑ってて。

あの人ホントに面白い。なんだっけ。「ハッピーウイルス」？とかって呼ばれてるって言ってたけど本当だろうな。

ﾁｬﾆｮﾙはﾐﾝｿｸさんと同じぐらい？にうちのお店の常連さんになった。
あんまよく覚えてないけど。()

店員さんじゃなくてバーのお姉さんだと思ってんのかって位話しかけてきて、あのハッピーウイルスを私に撒き散らしてくれる。

年齢も同じぐらいだし、私がアイドルに心底興味ないのが救いだったのかな。

朝９時からの16時まで。

一日フルで入らなきゃいけない時が多いのはオーナーの親戚故だからしょうがない。

でも喫茶店を親しんでくれてるお客さんもいい人が多いから苦じゃないし、いいんだけどね。

なんて色々なことを考えてると1時間経ってた。

うーん。想像力豊かすぎて困るなぁ。

ジウォンが夜帰ってくるかわかんないから今日はシャワーでいいや。

こう見えてしっかり料理できる系女子だからご飯も作っといてあーげよ。

スマホみたり日記つけたりご飯作ったりお風呂入ったりしてたらもう11時！

よーし、本読も〜っと。

だらだらさいこーー。えへへ。

ﾋﾟﾝﾎﾟｰｰﾝ

うん？こんな時間に誰？

恐る恐るドアスコープを覗いて驚いた。

いやいや、確かにここ数ヶ月でかなり仲良くなったし、連絡先も交換してる…。

でも家来んの違うでしょ。ほんっと…

ﾁｬﾆｮﾙ『早く！！部屋入れて！！』