SILVER EYES 【LEVI】 (ページ35)

今日:4 hit、昨日:0 hit、合計:2,076 hit

戦慄 Ⅱ ページ35

巨大樹の森の内部で探索しようとした瞬間少し離れた所から鎧の巨人らが平原へと走っていった

『巨人が邪魔だなｯ…』

｢各班！！巨人を引き連れたままでいい！！私に付いてこい！｣

『！？』

無謀だと誰もが思っただろうしかし彼にはちゃんと考えがあると我先にと行動を開始したのはAだった

鎧の巨人正面から大多数の巨人を引き連れた主力部隊が迫り
一時もすれば鎧の巨人が囲まれ喰われるという地獄絵図が現実になっていた

｢総員!!突撃!! 人類存亡の命運は今!!この瞬間に決定する！エレンなくして人類がこの地上に生息出来る将来など永遠に訪れない！
エレンを奪い返し即帰還するぞ！！
心臓を捧げよ!!｣

『団長！！避けてくだｯ…!!』

進めの合図を示していたエルヴィンの右手に巨人が喰らいついた

それでもなお自分の状況はさて置き進めとエレンはすぐそこだ！と叫ぶエルヴィンを見てミカサ達は他員にエルヴィンを任せる様に鎧の巨人の元へと進んだ

エルヴィンの右腕を喰らった巨人はその数秒後にはAの手によって息絶え蒸発していた

｢ハァッ…く…情けない｣

『エルヴィン団長すぐに止血します！麻縄くらいしか無いですが勘弁して下さい』

｢A すまない…｣

止血を終えたエルヴィンとAも後から鎧の巨人の元へ行きエルヴィンが超大型巨人の中身であるベルトルトの胸を切りつけた

すると背中に結ばれていたエレンが落下したがミカサが間一髪で抱き留めた