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やっとご対面 ページ44
コナンside
｢ねぇ本当に大丈夫なの？すごく警戒されてるようだけど…｣
｢大丈夫、大丈夫。あいつのあれは照れ隠しみたいなもんだから｣
気にしないで、と笑えば俺まで睨まれ奥の部屋に引っ張られた
｢ちょっと工藤くん、どういうつもり！｣
｢…わりぃ、てかそんな怒ることないだろ？｣
｢怒るわよ！沖矢昴に会いに来るような人を診てくれなんて、｣
｢昴さんもユエさんも悪い人じゃねぇって｣
とりあえず、警戒するのも分かるがユエさんのことは診てほしいと頼み込む
｢あの人、吐血したっていうのに救急車も病院もダメだっていうし、それなのに何事もなかったかのように過ごすつもりみてぇだから、せめてお前に診てもらおうと、｣
｢ここに連れてきたってわけね。｣
｢お、おう…｣
目の前で凄まれて思わず上ずった声が出る。
｢まぁいいわ。仕方ないからさっさと終わらせるわよ｣
｢相変わらずこっわ((ﾎﾞｿｯ｣
｢何か言ったかしら？｣
｢や、何にも！｣
地獄耳かよ、と思いながらユエさんの所にふたりして戻る。
｢ユエさん、ごめんね。待たせちゃって…｣
｢いいえ、その子が診てくれるの？｣
｢うん。灰原哀っていうんだ。｣
◇
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作者名：朱狐 | 作成日時：2018年4月27日 14時
