第十六フラグ(＾ω＾) ページ19
全-?｢兄さん！？｣
『うん。直也兄さん。でも、兄さんはもう事故で死んでる筈！なんで、、』
直｢久しぶりだね、紫苑。ずっと会えなくて寂しかったよ。でも、オレは戻って来た。だから、これからずっと一緒だ。もう、紫苑を一人になんかさせないさ。｣ニコ
兄さんの笑顔は大好きだった。暖かくなるから。
でも、今の兄さんの笑顔はちがう。
とても冷たい。それに、目が笑っていない。
兄さんの目は獲物を捉えた狼のようにギラギラと光っていた。
“怖い”その二文字が頭を埋め尽くした。
『っひぃ……！』
私は無意識に隣にいたツナにしがみついた。
なんで、こんなに変わってしまったんだろぅ…兄さん…。
沢｢紫苑ちゃん、、！お前っ紫苑ちゃんのお兄さんなんだろ！？妹の事を怯えさせていいのか！？｣キッ
他のみんなも兄さんを睨み、私の前に立った。
すると突然笑い出す兄さん。
直｢くっ、くくくくくっ！はははは！！何皆で睨んでるんだよ。“今は”何もしないよ？“今は”……ね。
せっかく紫苑を見つけたんだ。また2人ですごす準備が必要だろ？｣
また会おう、その時は紫苑を迎えに……ね。
そう言い残し、何処かに消えていった。
そう、灰のようにサラサラと……
その後は、しばらく沈黙が続いた。
その沈黙を破ったのは
リ｢おぃおまえら、早くここから出ねーと、落ち着いて話も出来ねぇぞ？｣
狂｢あ！そうだよ！おねえちゃんたち！！滝をくぐったら戻れるようにしてあるから、そこから戻ってね！！｣
沢｢えぇ！？滝を潜る！？｣
雲｢何でもいい。僕は早く戻りたい。これ以上群れるのは御免だよ。｣ムスッ
あはは、じゃあ、行こう。と、ツナが言った。
それを合図に次々と滝の中に落ちていった。
最後、
狂｢バイバイ、おねぇちゃん。おねぇちゃんは不思議な力があるよ。その力に気づいて、皆を助けてあげて。
僕を助けてくれた様に...ね。｣
今までとは違った、大人びた口調の狂邪の声が聞こえた。
後ろを見た瞬間、眩しい光に包まれ、意識がなくなった。
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黒い舞蝶(プロフ) - 頑張ってください！いつまでも待ってます！ (2015年6月15日 16時) (
レス) id: d6402286d6 (このIDを非表示/違反報告)
シビル(プロフ) - 黒い舞蝶さん» ありがとうございます！今ならネタがドンドン出てきそうです！(発熱中w) (2015年6月15日 9時) (レス) id: 90721fc7a9 (このIDを非表示/違反報告)
黒い舞蝶(プロフ) - ibキターーーー！これからどんどん面白くなりそうですね♪更新頑張ってくださいね！待ってます！ (2015年6月15日 7時) (レス) id: d6402286d6 (このIDを非表示/違反報告)
シビル(プロフ) - きせ りょうたッスさん» 有り難うございます(*´ω`*)ヤル気出てきました！！ (2015年6月1日 18時) (レス) id: 90721fc7a9 (このIDを非表示/違反報告)
きせ りょうたッス - Ibキタ！ー(°口°)ー！ 頑張って下さい！ (2015年6月1日 18時) (レス) id: b46f7e4de5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シビル | 作成日時：2015年3月7日 19時
