【歌い手】小さな惑星と輝く星達

8話 ページ10

〜フィールド〜
〜貴方視点〜

ここは…夜の街？

夜は私をイメージしてるんだと思うけど…

街？しかもあるのはバーや、大人達が行くようなところ

それに、毒林檎の様な模様がたくさん…

街…大人…毒林檎…

ってまさか…！


？？｢お嬢さん、迷い込んだのですか？｣

『センラくん…やっぱりセンラくんだったか…』

セン｢流石やなぁ、このフィールドで分かるなんて｣

『うん、街、大人、毒林檎って言ったらセンラくんしかいないから』


嬉しいなぁと言って呟くセンラくん

でも…次の行動が読めない

流石先輩なだけあってちゃんと戦闘は出来るみたい

女好きのイケメンじゃなかったんだねセンラくん


セン｢なんかめっちゃ悪口言われたような気がしてんけど…｣

『き、気のせいだよそれより、私先に進みたいからやるね』

セン｢おん、おいでおいで｣


センラくんは余裕な表情をしながら私を挑発してきた

…裏でもあるの？

まぁ…いいか…


『魔法発動｢夜空の星々｣【海蛇座】！』


シャァア…


魔法陣から水でできた蛇を呼び出した

センラくんに威嚇するがセンラくんはニコニコとしたまま

…なんか怪しい


『行け』


シャアァ！！！


海蛇がセンラくんに飛びかかる

それでもセンラくんは何もしない

ずっとニコニコしているだけ…

負けを認める気なの…？


セン｢Aちゃん、詰めが甘いなぁ｣

セン｢魔法発動｢毒林檎｣【嘘の恋】｣


バンッ！


海蛇が…爆発した！？

そんな…！


セン｢そっか、Aちゃん俺の魔法見たことないもんな、俺の魔法は簡単に言えば…そうやなぁ、なんでも破壊するって言ったら分かりやすいかもな｣

『…なるほど。だから海蛇も消したっていうわけか…』

セン｢そういうことや、てなわけでAちゃん負けを認めてぇな俺は女の子を気づつける趣味はないねんよ｣


そう言って私に微笑むセンラくん

女の子…そう女の子ね…


『まだまだだよ、センラくん』

セン｢懲りへんなぁ、まぁもう少しだけ楽しませてもらうわ！｣

『ふふ、一瞬で終わるから』


だって、センラくんの弱点分かったもの

さぁ、反撃よ

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