ただよう騎士感と坊っちゃま感 ページ15
＊
起床、素振り、朝餉。うん、武士かな？と思った私は日本が大好きです。特に二次元については永遠に語っていられる自信があります。中でも私の特技は…
……話し出すとキリがないのでこの辺にしておこう。
｢A君、君の実力を見込んで頼みたい任務がある…引き受けてくれないか?｣
｢はぁ……なんでしょうか?｣
私が総統さんから与えられる任務は、大体が戦闘絡みである。戦力を買われたのならそれはそれで誇らしいのでいいが。何処か複雑でもある。最も、断る以前に彼の前では拒否権など無いに等しいのだが。
｢ア"ア"ア"ア"!!!Aさあああん!!!」←
｢エーミールさんこっちへ!下がっていてください!」
任務としては、誰かの護衛、中でも
一刻も早く知識を得る為、彼は手段も厭わない。それは敵の陣地だったり、化け物が屯する森だったり。場合によってはインディー○ョーンズ並のサバイバルを強いられたこともあった。研究熱心なのは結構だが、多少は自重して欲しいところだ。
ちょっとでも目を離そうものなら、3,4体ほどの敵を引き連れて来るものだから油断も隙もない。バンバン敵を倒すので、経験値が貯まるわ貯まるわ。
魔法スキルを取得しているこっちとしては大助かりなので、そこは感謝している。それにしても、護衛など私以外にも頼めただろうに、と思ったがその理由がつい最近判明した。
____
それはロボロさんの何気ない一言から始まった……
｢あれっ？エミさんまたレベル上がってんな」
｢ホンマやエーミールのくせに」←
これはひどい。
ロボロさんはともかくとして、鬱さん…中々に理不尽すぎませんか……
｢絶対Aさんのおこぼれ頂いてますわコイツゥ｣
｢エーミール敵引き連れて来るだけの役目やろw」
｢雑魚乙」
｢今日聞こえたガッサガサの悲鳴はお前やったんかw」
｢お前らボロクソ言い過ぎやろ！俺やて何体か殺しとるわ!!」
これはひどい。(2回目)
ちなみに上からトントンさん、ゾムさん、シャオロンさん、コネシマさんである。
というか今日の叫び、ガッツリ聞こえるほどの大きさだったのか。
なるほど。内ゲバの耐えない彼らよりも、私を護衛に頼むのも納得がいく。
｢大丈夫です。エーミールさんの安全は、必ず保証しますから…｣
｢Aさん…!｣
この一件以来、彼とは距離()が縮まった。
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うゅ - いつまでも更新待ってます！ (2019年7月6日 2時) (
レス) id: cb2d6bad92 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - もふまる。さん» ありがとうございます！好きなものの組み合わせは最高ですよね！ (2019年6月13日 1時) (レス) id: b62f39a03d (このIDを非表示/違反報告)
もふまる。(プロフ) - わぁお。好きなもの×好きなものは最高だな。続き待ってます！ (2019年6月13日 1時) (レス) id: 3071cca8f8 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - うゅさん» ありがとうございます…!!ようやく初コメが!!((好みだと思って下さって本当に嬉しいです！更新頑張ります！ (2019年3月24日 14時) (レス) id: b62f39a03d (このIDを非表示/違反報告)
うゅ - 初コメ失礼します! こういうのめちゃくちゃ好みです! 更新がんばってください！ (2019年3月24日 13時) (レス) id: 147b122877 (このIDを非表示/違反報告)
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