1.出会い ページ2
shp said
kn「え！？新幹部！？！？」
sha「どんな人なんやろ〜」
tn「お前ら煩いぞ」
トントンが2人に注意すると、しゅんとした顔で大人しくなった
os「で、グルッペン、どんな子なん？」
gr「俺の妹だ」
ut「グルちゃんの妹？！」
グルッペンさんの妹と聞くと大先生が飛び上がる
どんだけ女の人が好きなんだろか
zm「強いん？」
gr「勿論、強いｿﾞ」
グルッペンさんが褒めるなら実力の持ち主なんだろう
見た目が俺好みだったらいいな
少し期待する
ht「その子って名前、なんて言うの？」
ut「それ聞きたい！」
名前の話になり、また場が盛り上がる
gr「A」
rb「え？」
gr「妹の名前はAだｿﾞ」
Aさん、絶対グルッぺンに似て美形なんだろうな
淡い期待を抱く
kn「可愛いんか？！？」
ut「彼女にしようk...tn「鬱うるさい」
大先生は色んな女の人に手を出しては捨てを繰り返すクズ男
こんな男の何処が良くて他の女の人も来るのやら...
sha「それで、可愛いの？」
gr「小さい頃は可愛かったが...」
em「今は..？」
gr「誰にも笑顔を向けなくなった
まるで感情の無い人形みたいに」
tn「それは...」
os「きっと、なんかあったんやろうな」
shp「何か、知ってるとかあるんすか？」
グルッペンさんは1度目を閉じるとうーんと悩み込む
聞いてはいけない事を聞いたと思い、大丈夫ですと言おうとした瞬間、口を開く。
gr「Aは今、小さい村で過ごしている。
それも周りの目が届かない、ひっそりとした村でだ。
幼い頃から病気を患っている、それが原因だ。
幼いながら命を狙われ、虐められ、致命傷を負った事だってある。
それから親が離婚し、俺とAは疎遠になった。
それからもう何年も会っていない。」
sn「ねぇ、病気って、何を」
gr「言っていた方が良いだろう。
これから付き合うのにも面倒が必要だし、しんぺい神は更にだな。」
そんなに重症なのか
ふとチーノが視界に入る。
寝ている。何て奴だ。
gr「Aは花吐き病を患っている
前例があまりない、治療しようにも出来ない。」
sn「花吐き病、？
エミさん、花吐き病に関する本ある？」
em「聞いた事あるな...。確認してみます」
gr「これで今日の議会は終わりだ。
ちゃんと仕事に戻るんだｿﾞ」
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作者名：慄華 | 作成日時：2020年10月12日 18時
