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(続きです)
家は田舎にある小さな港町にあり、二階建ての木造建築。三人家族で、叔父夫妻は共働き。
現在は父方の叔父夫妻の元で世話になっているが、8年前まで消防士の父と暮らしていた。
父子家庭で、母親は澄晴の幼少期に病死している。家事は父親と叔父夫妻が順番に担当する等、常に人の出入りがあった家は賑やかだった。
夢と向上心を持った子に育って欲しいと言う父親の信条の下、漫画やアニメ等のサブカルチャーからアウトドアスポーツ等、遊んで学べる様に澄晴のやりたい事は可能な限りやらせていたらしい。その為、澄晴の趣味嗜好は父親の影響が大きい。
8年前、父が澄晴を寝かし付けていた所に緊急要請の連絡が入り、家を出た切り帰って来なかった。消化活動の際、建物の中に取り残された人を救出してた最中に二次災害に巻き込まれたとされ、翌日遺体となって発見された。
自分が寝ていた7時間の間に起きた出来事と言う事実が今でもトラウマとなっていて、眠る事に対して物凄く抵抗する。
因みに悪魔との契約の際、悪魔に血液を飲む様に唆されたが、あまりに怪奇で夢物語な現実にテンションが上がった結果、本当に全部飲み干した。澄晴のチャレンジ精神が招いた結果に、流石の悪魔もドン引きしている。
契約後は東京と地元を行ったり来たりを繰り返している。長期休暇期間は長期に渡って東京に居座る事もあるが、それ以外は大学での単位やレポート、バイトもある為、基本の活動域は地元の港町となっている。
【サンプルボイス】
「皆さん、こんにちは! VertragのNo.9、篝 澄晴と申します。これから宜しくお願いしますね!」
「ハッ! 今、終焉の樹が僕を呼んだ気がしました。ちょっくらサンプルを取りに遊びに行きますね!」
「知識を蓄えたいのは人間の本質であり、性です。誰よりも賢くなりたい、誰よりも上の人間でありたいのは当然の事。まぁ、僕はそれ以上にこの漫画の様な世界を調べ尽くして、調べ尽くして、調べ尽くして……まだ見ぬ未知の世界を発見したいのです!」
「あー……今は放って置いて下さい。しょんぼりタイム中なんで……」
「僕の父はヒーローの様な人でした。どんなカッコイイヒーローよりもヒーローだった父に、純粋に憧れていました。もしかしたら、僕はそんな父さんの力になりたかったから、合体ロボットを作りたかったのかもしれませんね。いやぁ、我ながら恥ずかしいですね」
【関係】
現在関係募集中…
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作者名：十二月三十一日 | 作者ホームページ：
作成日時：2018年10月15日 20時
