幸せ ページ42
「本当に小さいなぁ…。」とリーマスは言いながら、2人の手を握る。
その横顔はとても嬉しそうで、こんな時だからこそ、2人を産めてよかった…なんて思った。
「そうですね…。」と私はリーマスに笑みを向ける。
2人を産んでから、何時間かが経ち、ようやく落ち着いて、リーマスと話すことができたのだ。
「ありがとう、ユーリ。本当によく頑張ってくれたね。」リーマスはそう言うと、私の額にキスをした。
「えへへ…。」と私は照れ笑いをする。
「疲れただろう？ゆっくり休んでくれよ。僕が付いてるからね。」とリーマスは言った。
「…はい。でも、今はまだ…こうやって、リーマスとお話ししていたいです。」と私は返す。
「そうかい？それなら、せめて横になって話そう。」とリーマスが言ったので、私は体を倒した。
2人の名前のこと、これからの4人での生活のこと、ホグワーツの授業のこと。
たくさんリーマスと話した。
「ふぁあ…すみません、少し眠たくて……。」思わず漏れたあくびを噛み殺して、私は目をこする。
「ごめんね。少し話しすぎた…。おやすみ、スティラ。」私の頭を撫でながら、リーマスはそう言った。
「おやすみなさい…」私はそう言って、一度目を閉じかけたが、
「ねえ、リーマス…」
「なんだい？」と不思議そうに私を見るリーマスに、
「愛してます…。」という、いつもは言わないような言葉を伝えて、今度こそ目を閉じた。
「僕も愛してるよ、スティラ…。」そんな言葉が、遠くの方で聞こえた気がした。
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黒バイ(プロフ) - しらす。さん» 私もやってます！ (2018年5月7日 21時) (
レス) id: bfca25752a (このIDを非表示/違反報告)
しらす。(プロフ) - 黒バイさん» そうです！ (2018年5月7日 21時) (レス) id: 83696c3d48 (このIDを非表示/違反報告)
黒バイ(プロフ) - ハリーポッターのゲームというのは携帯アプリのことですか？ (2018年5月7日 16時) (レス) id: bfca25752a (このIDを非表示/違反報告)
しらす。(プロフ) - 霧崎さん» 私の作品を読んでくださり、ありがとうございます。そういうことを言って頂けて、本当に嬉しいです。無理しないように頑張ります。 (2017年12月29日 23時) (レス) id: d770bdf746 (このIDを非表示/違反報告)
霧崎(プロフ) - この作品の柔らかな雰囲気が心地よく、好きでした。いつまでも待っていますので、無理をなさらないようにしてください。 (2017年12月29日 1時) (レス) id: 6ee8c035df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しらす。 | 作成日時：2017年7月30日 20時
