ハロウィン２ ページ4
「ちょっと、これどうしてくれるんですか！？」
私は怒りながら頭に生えた狐の耳を触る。
「ついでに尻尾もついてるからな。あと、効果が切れるのは明日。」
ブラック先輩のその言葉に私は焦った。
「え？ちょっと待ってください。このあと他校と試合の話があるんですけど。」
私が言うとブラック先輩はしまったという顔をする。
「私が白狐だってバレたら、責任取ってもらいますから！！」
ああどうしよう。生徒たちの前でこの姿は、私の教師生命に関わる。
「どうしてくれるんですか〜。」と私は言って、手で顔を覆った。
「大丈夫だって、可愛いから。」とブラック先輩は言ってくるが、そんなの関係ない。
「私の気持ちの問題なんです！どうにかしてくださいよ。」
私がそう言いながら、ブラック先輩を睨んでいると、
「あれ？スティラ先生どうし…え？どうしたんですかその耳と尻尾。」ハリーたちだ。
「ブラック先輩にやられました。」と私は言って、深いため息をつく。
「私がなんとかしてあげます。先生。」とハーマイオニーが言った。
「え？本当？ありがとう。今度何かお礼するね。」と私が言えば、
「そんなの気にしなくていいですよ。さあ行きましょう。スティラ先生。」
とハーマイオニーが言って歩きだす。
「ロンとハリーは、2人が変なことしないように見張っといてね。じゃあ。」
私はにっこり笑ってそう言うと、ハーマイオニーのあとについて行った。
数分後。
「わぁ。すごい。ハーマイオニーさすが。」と私は言って、ハーマイオニーの頭を撫でる。
「リーマスとブラックせんぱーい。見てくださいよ。」と私は2人の元に行った。
「おお。すごいな。」とブラック先輩は言い、
「よく似合ってるよ。」とリーマスも言ってくれる。
油断している2人に私は「フェルーラ！巻け！」と唱えて、ミイラ男みたいにした。
「イタズラ完了！じゃあね。」と私は言って、大広間に走りだす。
ああ。スッキリした。大広間の中ではさすがに変なことはできないだろう。逃げるが勝ちだ。
私は大広間のドアを開けて、教員席に座った。
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黒バイ(プロフ) - しらす。さん» 私もやってます！ (2018年5月7日 21時) (
レス) id: bfca25752a (このIDを非表示/違反報告)
しらす。(プロフ) - 黒バイさん» そうです！ (2018年5月7日 21時) (レス) id: 83696c3d48 (このIDを非表示/違反報告)
黒バイ(プロフ) - ハリーポッターのゲームというのは携帯アプリのことですか？ (2018年5月7日 16時) (レス) id: bfca25752a (このIDを非表示/違反報告)
しらす。(プロフ) - 霧崎さん» 私の作品を読んでくださり、ありがとうございます。そういうことを言って頂けて、本当に嬉しいです。無理しないように頑張ります。 (2017年12月29日 23時) (レス) id: d770bdf746 (このIDを非表示/違反報告)
霧崎(プロフ) - この作品の柔らかな雰囲気が心地よく、好きでした。いつまでも待っていますので、無理をなさらないようにしてください。 (2017年12月29日 1時) (レス) id: 6ee8c035df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しらす。 | 作成日時：2017年7月30日 20時
