聖なる夜に… ページ16
誰？私の後ろにいるのは誰なの？私は緊張から声が出ない。
さっきまで暑かったはずなのに、今は体の震えが止まらない。
「…誰？」と私が必死の思いで聞けたのはそれだけ。
「怖がらないで、僕だよ。」という声に「リーマス！！」と私は言って抱きつく。
「ハハハ。怖がらせてしまったかな。」とリーマスは言って、
気づいたら私はリーマスに体をすっぽり包まれていた。あったかい。
でもなんか悔しい。私がそう思っていると、
「ユーリは小さいね。壊してしまわないか心配だよ。」とリーマスは言った。
「小さくて悪かったですね。リーマスは嫌ですか？…これだけ身長差があると。」
私は少し不安になって聞く。
「逆に嬉しいよ。頼ってもらえてるみたいだし…これもしやすいしね。」
とリーマスは言って、私をお姫さま抱っこした。
「ダ、ダメですよ。私重いですから。」と私が慌てて言えば、
「大丈夫だって、軽いよ。どうせ43、4kgだろう？」とリーマスは聞く。
「なんでそんなこと分かるんですか！？」と私は思わず聞いた。私の体重は43kgだ。
「ユーリのことならなんでも知ってるから♪」とリーマスは言う。
それはそれで、反応に困ってしまう。
「まあ、暴れないでね。」とリーマスは言って歩き出した。
「あれ？大広間に戻らないんですか？」と私が聞くと、
「本当はそのつもりだったけど予定変更。」とリーマスは言って歩き出す。
ついたところは中庭だった。リーマスと初めて会ったのもここだったな。
リーマスは私をベンチに座らせてくれて、リーマスもその横に座る。
なんとなくリーマスを見ると、少しソワソワしてるみたい。どうしたんだろう。
私が不思議に思っていると、リーマスはベンチから降りて私の前に立った。
「君に伝えたいことがあるんだ。聞いてくれるかい？」とリーマスは言う。私は頷いた。
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黒バイ(プロフ) - しらす。さん» 私もやってます！ (2018年5月7日 21時) (
レス) id: bfca25752a (このIDを非表示/違反報告)
しらす。(プロフ) - 黒バイさん» そうです！ (2018年5月7日 21時) (レス) id: 83696c3d48 (このIDを非表示/違反報告)
黒バイ(プロフ) - ハリーポッターのゲームというのは携帯アプリのことですか？ (2018年5月7日 16時) (レス) id: bfca25752a (このIDを非表示/違反報告)
しらす。(プロフ) - 霧崎さん» 私の作品を読んでくださり、ありがとうございます。そういうことを言って頂けて、本当に嬉しいです。無理しないように頑張ります。 (2017年12月29日 23時) (レス) id: d770bdf746 (このIDを非表示/違反報告)
霧崎(プロフ) - この作品の柔らかな雰囲気が心地よく、好きでした。いつまでも待っていますので、無理をなさらないようにしてください。 (2017年12月29日 1時) (レス) id: 6ee8c035df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しらす。 | 作成日時：2017年7月30日 20時
