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警察のタケオさんの提案でペアを組む事になった為に、私はユキとミサキちゃんと組み3階を探索する事になった。


「よろしくな!」
「こちらこそ!」「う、うん…」


ミサキさんの笑みにユキは照れながら返事をした。
ユキ、きっとミサキさんみたいなのがタイプなんだろうな…。心の中で苦笑する。


「いやぁ、さっきは助かったわぁ。
ありがとなAさん!」
「呼び捨てで良いよ。
ミサキちゃんこそ、あの状況であんな事言えるのはすごいよ!
だから胸張って良いと思うなぁ」
「ほんま?だとええんけどなぁ…」


困ったようにミサキちゃんが笑う。
かわいいなぁ、とおばさんみたいな事を思いながら私もにこりと微笑み返した。


3階へ上がって、私達が最初に向かった場所は学校の教室のような部屋だった。
思わず顔をしかめてしまう。


あまり学校には良い思い出がない。
だが、貴重な学校生活を自ら棒に振った結果だ。
後悔はしていない…つもりだ。


「姉さん?」
「ん?あぁ、いや…何でもないよ」


ユキに知られてはいけない。
私は誤魔化すように笑って、教室に足を踏み入れた。


だが、踏み入れて早々に再び顔をしかめる羽目になる。


「窓はふさがれてるみたいやな…」
「窓から出るというのはとてもじゃないけど難しそうだね…」
「そうやな…って、Aは何を見とるん?」
「この花、見て」


私は真顔で机の上に置かれた、花瓶に生けられた花を指差した。


「白い花、やなぁ…」
「多分この花、スノードロップだよ」
「スノードロップ?」


ユキの声に私は肯定の意味を込めて微笑んだ。


「うん。この花の花言葉はね…」


次の瞬間、2人の息を詰まらせる音が聞こえた。



貴方の死を願う、って意味なんだよ」

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設定タグ:狼ゲーム , 霜月ユキナリ , 新村コウ   
作品ジャンル:アニメ
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アヤノ(プロフ) - 鈴錬さん» ありがとうございますー!これから頑張ります^_^ (2018年5月27日 20時) (レス) id: 090e21dff8 (このIDを非表示/違反報告)
鈴錬 - 続編がッ…楽しみすぎるッ…!! (2018年5月27日 19時) (レス) id: 28c60ad67a (このIDを非表示/違反報告)
アヤノ(プロフ) - さくらさん» ありがとうございます!!これからも頑張っていきます…!!(≧∀≦) (2018年5月26日 18時) (レス) id: 6c09e3d638 (このIDを非表示/違反報告)
さくら - アヤノさん>>ありがとうございます!!今回もとても凄かったです!!続き楽しみにしてます! (2018年5月26日 18時) (レス) id: 3a8da8a787 (このIDを非表示/違反報告)
アヤノ(プロフ) - さくらさん» コメありがとうです!これからちょくちょく絡ませていきます…!! (2018年5月25日 7時) (レス) id: 6c09e3d638 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:アヤノ x他1人 | 作成日時:2018年5月14日 21時

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