七番サマの元○○○は零番

喉元 ページ3

『喉元噛みちぎられても？』
…へ？
寧々｢へ？｣

犬｢ｶﾞﾙﾙﾙﾙ…ｷﾞｬｩﾜｧｯ…ｳﾞｳﾞｳﾞｳﾞ｣
『……イケメンだと思ったんですか？馬鹿ですねぇ？そんなんだからいつまでたっても大根足で、彼氏がいないただの生きる像なんですよ。』
寧々｢イキルゾウ｣
普｢あんまり、僕のジョシュ虐めないでくれる？でないと俺…怒っちゃうよ？｣
『……はいはい、分かりましたよ。





……でも、ここは俺の境界だって事…忘れてませんかぁ？相棒…命令だ』
普｢ｯ……不味い…少年！ヤシロをｯ｣
光｢へぁ？！｣
『大根もダサピアスも……普も殺せ』
犬｢ｶﾞｳﾞｧｧｧ｣
ヤシロ｢ヒッ｣

ーーーーーー
ｼﾞｰｼﾞｼﾞｼﾞｼﾞ
こんな噂知っていますか？
裏庭のワンコ。
彼は人が殺されるのが大っ嫌い。
相棒の犬と共に人と仲良く暮らすのをいつまでも願ってる。
もしその夢をバカにしてみてください。
……あなたの喉元は噛みちぎられるでしょう
ーーーーーー

『ｯ…チッ…クッソ……なんやねんコレ』
……え？今関西弁喋らなかった？
もしかしなくても、関西男子？！え？え？萌えるぅぅぅ
『どいつもこいつも邪魔ばっかしよってからに、ウザったらしいのう。』
はわ、はわわ、無理萌え尽きる……やばい

寧々｢わんこさんってもしかして、関西人なの？｣
『え？……俺喋ってましたかぁ？…そうですねぇ
関西人ですよぉ
まぁ、こんな自分嫌なんですけどね？』
あ、元に戻っちゃった。
でも、なんで嫌なんだろう。
｢どうして嫌なの？カッコイイじゃん！｣
光｢(俺も関西弁を喋ったら…先輩に)｣

普｢……これで、君は僕達を殺せなくなったね。
さっきのは流石にやばかったね。まぁいいや！
仲良くしようよこれから！零番目｣
『……無理ですねぇ…依代を壊そうとしてる時点で俺の敵です。じゃ、今日は帰ってください。』
ヤシロ｢……霧？｣
霧に包まれたと思ったらもう門の前。
もう夜も遅いし、帰らないと


ヤシロ｢光くん。一緒に帰ろ？｣
光｢え？あ、はい！｣
光＆寧々｢｢じゃあね／な！花子／くん｣｣
普｢…バイバーイ｣

『帰った？そうか…これで良いんですよねぇ？



司？』
司｢……うん。イイよ。｣
『そうですかぁ。ならいいですけど、、』
司｢それじゃあね！バイバーい！｣
『ばいばい』




『…すみませんねぇ…もう戻れないけど、あなたが幸せなら俺は幸せですから。』





『さよなら、普』

"あの頃にはもう、戻れへんのかな？"

その小言は1匹の犬しか知らない＿。

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