赤髪の彼との日常【千切豹馬】

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『いーじゃん！かっこいい！』















めちゃくちゃ渋ってたけどなんとか着てもらうことに成功
















『よし食べよー！』
















普段は飲まないお高めのシャンパンなんか用意しちゃって少しほろ酔い気分


















「はい、クリスマスプレゼント」




『ありがとう、私も！メリークリスマス』




「ありがとう」



















プレゼントも交換してケーキを食べて後片付けして残ったお酒を片手


















『ん〜』




「酔った？」




『ちょっと？』

















豹馬の肩に頭を傾けシャンパンがシュワシュワしてるのをボーッと見てたら


















「今日さ家族で参加してくれた人達がいてさ」




『うん？』




「4歳の男の子なんだけどサッカー始めたばかりで、でもセンスずば抜けてんの」




『うんうん』




「その子に、めっちゃ上手だな将来サッカー選手になりたいの？って聞いたらさ。サッカー選手にもなりたいけどそれよりも、もうすぐ俺お兄ちゃんになるから妹にお兄ちゃんかっこいい！って言ってもらえるようになりたいんだ！だから頑張るんだ！って」




『えっすごい』




「だろ？その子の親御さん見たらさ旦那さんもお腹の大きい奥さんのそばにずっといて2人ともずっと息子を見守っててさ、たまに携帯向けたりして。なんかめっちゃいいなって思った」


















豹馬はスルッと私のグラスを持ってない手を握ってそれに口付けを落とした



















「俺もあんな風になりたいなって思った。Aと」




『豹馬…』




「サッカー選手としてまだまだだからもう少し先の話だけど、Aも同じ気持ちなら嬉しいかな」




『そんなの当たり前じゃん』




「ふっだよな良かった」


















少し涙ぐむ私からグラスを取ってお互いが向き合う姿勢に



















「A今日も可愛い、愛してる」




『豹馬もいつもかっこいいよ？私もだいすき』











そう言ってどちらからともなくキスをした



















『…なんか豹馬いつもより甘いね』




「クリスマスだからな、聖なる夜を過ごさなきゃな」




『それもそうだね？わっ！？』




「"両方"の意味でな？」












Merry Christmas…



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読者の皆様！Merry X'mas！♡
素敵な時間をお過ごしください☺︎♡

それと一日遅ればせながらお嬢！お誕生日おめでとう！愛してます！

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