【名探偵コナン】結婚相手は抽選で

3話 ページ4

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え、この男は今なんと？
私の耳が腐ったのかな、いや腐ったとしか考えられないし考えたくない。

うんうん、自分の聞き間違え。







松｢聞こえなかったのか、A。だから、俺と結婚してくれ。｣





……、聞き間違えじゃなかった。






『…、え、いやです。』



松｢…、なんでだよ。｣



なんか返事した瞬間この人機嫌悪くなったんだけど。
え、だって初対面なのに結婚を申込むバカはどこにいるんだよ。誰だって断るわ。






『だってあなたと私は初対面ですよ？』


松｢これからお互いを知っていけばいい。｣








『…、私彼氏いますし。』


松｢いないのはもう調査済みだ。｣








『あなたは警察官なのなら平凡な私のとは不釣り合いな気がしますが。』


松｢ちゃんと釣り合うし、Aは心配するな。｣






『…、いやいやいや、なぜあなたが私の名前知ってるんですか！！』



一度も名前を名乗っていないのに呼ばれたら、怖いわ。もしかして、これってストーカー？警察官じゃない？







松｢それはな、これだ。｣


スーツの裏ポケットから1つの封筒が出てきて紙を広げ私に突きつけてきた。









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