仰げば響く。[NARUTO×鬼滅の刃]

男は己を知り漢となる ページ27

私は体中の血液がサァーっとなるのを感じる。




『わわわ、わわ、わ、、わかりません！！！』



ルリ「うるさっ！アンタここ病院！！！！！」



『いや、君もうるさいと思う。』






ルリのせいで耳がギンギンしてんじゃん。







ザブザ「俺たちはその卵の掃除から昼飯作りまでやらなければならなかったワケだ。


人手不足で立て続けにある任務から帰ってきた俺たちがだ。」







ハク「あ〜あ、疲れましたねぇ？ザブザさん、ルリ。」



ザブザ「そうだな、ハク、ルリ。」



ルリ「クチバシが固まりそうネ、ザブザ、ハク。」









ザブザ、ハク『「「いやそれはちょっと理解できない。」」』







なんだよ、クチバシが固まりそうって。



明らかにルリしか分からないネタに少なからず私はスンッとした顔になる。







『でぇ、何〜？

そのー、ご用件は。』




ザブザ「物分かりいいじゃねぇか。」




ハク「罰としてトイレ、風呂掃除、料理当番一週間。
よろしくお願いしますね。」






『ﾋｯ』






ニコッとさわやかな笑顔で言うハクに、これほど破壊力のあるセリフはいらないと思いました。






ザブザ「とりあえず、その罰は退院してからにしろ。」







ーーー








『え、私退院出来ないんですか！？』



私は担当の医者さんに抗議の声を上げる。


ちなみに医者さんの顔は極道にいそうな顔。






あ、すんません、これはどうでもいいですね、はい。






医者「いやだから、貴方熱が下がってないじゃないですか。


この状態が続くと命の危険だってあるんですよ？





分かってんのかゴラ。」







『ふぁーあ。』あくび






はい本性出たわー。


やっぱ怖っ！！(自分の態度のせい。)





とりあえず殺されるのはゴメンなので返事は潔く丁寧に行こう。






『分かってますよゴラ。』





医者「イラっ」



あれ、なんか怒ってない？





ウソだー、だってこういう人ってのは"ゴラ"を"〜です。"的な意味で使ってるって、ナルトが。









、、、。








騙しやがったなナルトォ！！








医者「(落ち着け、俺。

俺には愛する妻に先週で１５歳になったそれは可愛い娘がいるんだ。


こんなところで患者を殴ってクビになるわけにはいかない。


俺は足を洗って真っ当に生きると誓った漢だろ？



俺。)






ホラ、運ばれてから今まで熱が下がって無いじゃないですかゴラ。



しかも高熱ですよゴラ。」

看護師には美人という謎の方程式がある→←ウソに少しのホントを入れると現実味が増す

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