セブチの紅一点5

ごはん　JH ページ15

「ん〜♪」モグモグ

JH「おいしい？」

「♪」コクコク

向かいに座るAに愛おしさが込み上げる
ほんと可愛い


仲の良いヒョン達におススメの店聞きまくって
Aを連れてきたのはお洒落なイタリアンのお店
個室があって、ヒョン達いわく本気で落としたい時は絶対ここ！と言われ迷わず予約した
ちょっと高いけど、Aの笑顔のためならこんなのどうってことない

「はぁ〜、幸せ♡オッパこんな素敵なお店知ってたんだね！」

JH「オッパのこと誰だと思ってんの(笑 ほら、デザートも頼みな」

「やった〜♪オッパも注文する？」

JH「ううん俺はいいよ。Aの一口分けて？」


デザートを注文して、しばらく待つ間
今日あれが面白かったね、とかミンギュがメイクヌナに怒られてた話とか
たわいもないお喋りだけどAとだったら楽しくて仕方がない


「あ、そういえばね！この前マネオッパと通訳のユリオンニが一緒にいたんだけど、2人すごくお似合いだった」

JH「俺も見たかも。なんか今までと雰囲気変わったっていうか、親しくなってる」

「そうそう！実は付き合ったりしてるのかな♪なんか私がドキドキしちゃう！」

JH「マネヒョンも大人なんだし恋愛ぐらいするでしょ。それにAもディノの告白されたりしてんじゃん」

「なんで今その話っ///」

自分の話をいきなり出され動揺しまくりのA
思い出してか一気に顔を赤らめる


マネヒョンの恋愛事情で盛り上がってるけど
いや、お宅もあったでしょうよ。胸キュンキュンな出来事

スイディノカップルのおかげで俺らの仕事も一段と増えましたけどAの隣に行こうもんならマネヒョンにダメって阻止されるし？

と、若干の妬みを込めて話題にあげてやった


JH「いや自然な流れじゃん。Aとディノの方は付き合ってないみたいだけど、前よりめっちゃ仲良いし、見てるこっちがドキドキしちゃう〜」

「もう！絶対馬鹿にしてるでしょ！」

JH「してないし〜」

馬鹿にはしてない
拗ねてるだけ
Aが俺じゃない男の話で顔を赤くするのが嫌なだけ


「何その言い方…！じゃ、じゃあそういうオッパはどうなの？！」

JH「え？」

「色んな子に連絡先聞かれたりしてるんでしょ？好きな子とかいないの？」

JH「いるよ」

「えぇ！そんなあっさりと…！」

JH「隠す必要ないし、」





JH「俺の好きな人Aだから」

「え、///」


やった

俺のことで耳まで真っ赤になるAが嬉しい

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