3 ページ7
―NOside―
警報がなる。
『始まった。』
今日は頼まれたので学校を休んだ。
トリオン体に仮装する愛華。
すると·····。
忍田「愛華、聞こえるか?」
『本部長?』
忍田「本部の護衛を当真と頼む。」
ソファに寝ている当真を見る。
『了解しました。』
忍田「その都度連絡する。」
『はい。』
当真に近づく。
『聞こえてたでしょ?』
当真はアイマスクをずらす。
当真「まぁな。それまでは・・・。」
腕を引っ張られる愛華。
『キャッ・・・。』
抱きしめられる。
当真「二人の時間・・・。」
直ぐに離れる愛華。
『それは終わってから。』
当真「まじか·····。」
『そういうこと。』
―数分後―
忍田「{愛華、悪いが屋上に来てくれるか?}」
『{何かあったんですか?}』
忍田「{迅からの頼みだ。}」
『{了解です。}』
愛華は当真の方を向く。
『迅さんからの頼み事があるから行くね。』
当真「了解。」
作戦室を出て、走る。
―屋上―
そこに居たのは·····。
『太刀川さん。』
太刀川「よォ、知井。」
『太刀川さんもですか?』
太刀川「あぁ。」
近界民が空から来る。
太刀川「踏ん張れよ。」
『了解。』
本部に直撃した為、風が強く吹く。
―本部作戦室―
沢村「第二波、来ます!!三体です!!」
忍田「装甲の耐久度は!!」
鬼怒田「あと一発までなんとかもたせる!」
忍田「一般職員はシェルター室に退避!
迎撃砲台に限界までトリオンを回せ!
砲撃を集中!
一体だけでいい、確実に撃墜しろ!」
根付「!?いや、一体だけでは····。」
沢村「一体撃墜確認!!残り二体!!」
鬼怒田「忍田本部長!!二発は保証せんぞ!!」
忍田「問題ない、残りは0体だ。」
モニターに映た、近界民が切られる。
鬼怒田「太刀川!!」
根付「おぉ!!」
鬼怒田「だが·····!!」
バン!!
根付「爆撃!!」
場面が変わる。
鬼怒田「知井!!」
そこにはイーグレットを構える知井が映た。
忍田「後続は!?」
沢村「今のところありません!」
忍田「よし···。今のうちに外壁を修復。次に警戒しろ。」
忍田「{愛華、おまえはそのまま、本部の護衛を頼む。}」
『{了解!!}』
知井は周りを見渡し、本部に戻る。
―数十分後―
本部の廊下を走る当真と愛華。
『{少し遅れます。}』
月見「{大丈夫よ、そのルートならすぐ着くわ。}」
5人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:いくらさけ | 作成日時:2023年10月21日 21時