冬島隊の万能手 (ページ5)

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―NOside―警戒区域―

真木「{目標地点まで残り1000}」

太刀川「おいおい三輪、もっとゆっくり走ってくれよ。疲れちゃうぜ。」

三輪「(···やっぱり、この人は苦手だ···。)」

真木「{目標地点まで残り500}」

太刀川「！止まれ！」

ザザザァ

そこには道の十字路に立っている迅。

三輪「迅･･･!!」

太刀川「なるほどそう来るか。」

迅「太刀川さん久しぶり、みんなお揃いでどちらまで？」

当真「うぉっ、迅さんじゃん。なんで？」

迅「よう、当真。冬島さんはどうした？」

・・
当真「うちの隊長は船酔いでダウンしてるよ。」

風間「余計なことを喋るな当真。」

その後、嵐山隊が合流、戦闘態勢に入ったが迅側が戦闘離脱。

太刀川「愛華。」

『はい。』

太刀川「なるべく、俺たちの方を援護してくれると助かるがお前は三輪達の方に付け。」

『了解です。』

知井は建物の上に行き、イーグレットを構える。

『(射線が通らない。)』

米屋「{姐さん！木虎を外に出すんで、撃ってください！}」

『{わかった。}』

スコープを向ける。

ドン！

『充、今のは頭でしょ。』

時枝の頭、木虎の片足を撃った。

―数分後―

当真「おっ、追っかけてきた。三輪の読み通り。」

知井は公園の方の家に行く。

当真「うへぇ。罠だって分かってても出てこなきゃなんないのが、正義の味方のツライとこだな。」

出水、三輪が交戦する。

当真・知井「テレポーターんお移動先は、視線の方角、数十メートル。」

知井は撃ったが。

『(ちっ、勇の方に行ったか。)』

『{三輪くん、先に落ちるわ。}』

『緊急脱出』

ドン

―作戦室―

真木「おかえりなさい。」

『ただいま。データは？』

真木に近づき、後ろからパソコンを覗き込む。

真木「バッチリです。」

『ありがとう。先に帰る。』

真木「了解。」

シュー