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―NOside―数分後―
アタッカー
綾辻「入り乱れる4部隊5人の攻撃手!
東隊の二人と玉狛の空閑隊員はグラスホッパーを使える分
雪の影響は受けにくいか!
ただし・・・。」
空閑の足が狙撃される。
綾辻「東隊には狙撃があります!
空閑隊員は迂闊に飛べません!」
加古「東さんは援護に徹して、二人に獲らせるつもりね。
アタッカー
攻撃手で釣って、狙撃で仕留める、いつものやり方とは逆ってことかしら。」
綾辻「東隊に対する3人はどう動くべきだと思いますか?」
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風間「東隊有利の場から抜け出したいところだが、
機動戦では東隊の二人に分がある。」
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『場が動いて、敵がバラけるなら東隊にとってはむしろ好都合。
3対1で確実に落としていけばいい。
東隊の陣形を崩すか、他の隊の背後を突くか。
いずれにせよ、人数を利用して、場を乱す必要がある。
特に、味方の援護射撃がもう望めない空閑くんは、ね。』
攻撃手達の戦いが進む。
綾辻「やはり空中戦組が乱戦のメインを張る展開。
地上戦組は足元の悪さからいつものように踏み込めない。
東隊はやや空閑隊員に偏った狙いか?」
誰かが緊急脱出をする。
綾辻「影浦隊・絵馬隊員がここで緊急脱出!
二宮隊が一点とって3部隊が並んだ!」
東隊長が残った北添隊員を狙ったが・・・。
綾辻「二宮隊長が北添隊員をカバー!?」
加古「貪欲。」
北添が緊急脱出した後に続いて3人が緊急脱出。
―数十分後―
綾辻「試合終了!最終スコア3対2対2対1。
二宮隊の勝利です!」
加古さんの後に知井が喋る。
『落ちたことはどうこう言うつもりはないわ、
落とされて学んで行くのがランク戦の存在意義ですから。』
知井の説明に次いで風間が話す。
―ランク戦終了―
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作者名:いくらさけ | 作成日時:2023年10月21日 21時